未経験からのヨガインストラクター転職は厳しい? 収入や生活のリアルな声&アドバイスも

ヨガインストラクターへの転職は、未経験でも何歳からでも資格がなくても可能です。
その反面、転職に失敗する人もいるというのが厳しいですが現実です。

ヨガを教えたいと思ったら国家資格を存在しないので、誰でもすぐにインストラクターデビューすることができますし、スポーツクラブやヨガスタジオに就職しなくても、SNSなどを利用して集客ができる時代です。オンラインヨガの需要も増えてきたので、スタジオを借りる必要すらない場合もあります。

そういう意味でははじめたいと思ったら、すぐにはじめられる仕事と言えるでしょう。

思い立ったが吉日?
いえ、その転職ちょっと待った!

インストラクターとしてすぐ安定した暮らしを手に入れるのは簡単なことではありません

日本のヨガ人口は右肩上がりで、市場もこれからも拡大していくことが予測されますが、同時にヨガを教えたいと考える人も増えています。

その中で安定して収入を得るためには、ただのヨガインストラクターではなく、より良いヨガを提供できるインストラクターであり続ける必要があります。

 

もちろん生徒さんのためにも、自分自身の身体や心を整えることも必要不可欠です。ライバルに負けないようにと、肉体的にも精神的にも無理をするような働き方はお勧めできません。

ヨガの良さを伝えることは、素晴らしい仕事です。
だからこそ、だれかれ構わず安易に転職をオススメすることはできないのです。

 

こではヨガインストラクターを目指す前に、知っておきたい2つのことと、
転職をしたいと思ったら後悔しないためにやっておくべき3つのこと
を解説します。

 

さらに実際に異業種(介護)から資格を取得し、わずか3年で自身のスタジオをオープン予定のさなこさん(31才)へのインタビューもご紹介。

今春の開業準備中という現在進行形のリアルな生活や収入の変化などを聞かせてもらいました。

 

この記事を読めば転職のメリットデメリットが明確になるのと同時に、転職を決めた場合は、まず何をすべきが見えてくるはずです。

 

            

ヨガインストラクターのリアルなお金事情

ヨガインストラクターになってから「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまっては、大好きなヨガごと嫌いになってしまう悲劇にもつながります。

 

残念ながら現実には転職後の暮らしの理想と現実の違いから、ヨガインストラクターを辞め、再び異業種に転職する方も少なくありません。

仕事のやりがいやヨガが好きという気持ちは大切ですが、ここでは生活を支えるために軽視することができないお金や生活スタイルなどについてお伝えします。

 

 

ヨガインストラクターって稼げるの?

収入については正社員で働くかフリーランスで働くかによっても違いがあります。

 

正社員になった場合でも、初年度は平均年収250万に覚悟も必要。

求人サービス各社のヨガインストラクターの年収(月給)情報をまとめてみました。

給料バンク    平均年収 226万円~293万円(平均月収 18万円〜22万円
転職ステーション 平均年収 381万5,000
indeed            (平均月給 29万4329円

その他の求人情報も調べてみたところ、ヨガインストラクターの平均的な年収は250万円から350万円がボリュームゾーンでした。

 

ただしこれはあくまでも正社員として採用された場合の平均の金額です。
採用時はヨガインストラクター経験者が優遇されることが多いので、これから転職するのであれば最初は上記の平均には届かないと考えたほうがいいでしょう。

また働くエリアについては、地方より東京など都市部の方が賃金は高い傾向にあります。

 

 

フリーランスの収入はトップクラスはピンからキリまで。億単位から食べていけない人も。

フリーランスとして働く場合の収入はどれくらいでしょうか。
これに関してはかなりの差があります。

私がお世話になっていたヨガの先生は会社を立ち上げ、多くの人気講座を開催。今や年商1億円以上という話もお聞きしました。とはいえ、これはヨガ界でもトップクラスの年収です。
(でもここまで到達している人が実際にいるということは、億万長者も夢じゃないとも言えますね)

 

一般的にまず転職してフリーでヨガのレッスンからはじめる場合、1レッスンいくらという形で収入を得るケースがベースとなります。

多くのヨガインストラクターが1日で数本のレッスンを掛け持ちしています。

 

グループレッスンの場合は1レッスン(60分〜75分程度)で2000円から3000円、個人レッスンの場合は1レッスン約7000円〜が相場です。

一方最近人気のオンラインレッスンの場合は価格にばらつきがあります。500円のワンコインレッスンや、無料でレッスンを提供しているヨガインストラクターさんもちらほら見受けられます。それでも生徒さんが集まりにくいケースもあるのが実情です。

 

理由としては、たくさんのヨガインストラクターさんがオンラインレッスンをしていることもありますが、最近はオンラインヨガ専門のスタジオが増えたことも影響しているようです。

受講費は安いところでは、レッスン受け放題でも月額1000円代〜というお値打ち感。なおかつ登録しているヨガインストラクターが多く、ヨガの種類やレッスンの時間や曜日の選択肢が多く、忙しい生徒さんたちにとって利用しやすい条件が整っています。

 

これらに対して、単純に価格を下げて対抗するのは生活をしていくという部分で考えると厳しいものがあります。

 

逆にそれらのオンラインヨガスタジオの登録ヨガインストラクターになるという方法もあります。オンラインなので、生徒さんだけでなくヨガインストラクターにとっても移動や時間の制限を受けにくいのがメリットです。

ただしギャランティーは一般的なスタジオより低く、1時間ほどのレッスンで2000円〜が相場です。

 

あなたがデジタルな手法が得意であれば、どこかに所属することなくオンラインでの収入を増やしましょう。通常のレッスンとは別にYouTubeの登録者数を増やしたり、動画販売をするなどの方法もあります。

 

 

フリーランスの見落としがちな支出。チリも積もれば負担大。

正社員で働く場合と違って、フリーランスの場合は支出も多くなります。

1・場所代と交通費
レッスンを個人で開催する場合、レッスンをする場所が必要になります。
自宅で行えば実質タダですが、スタジオを借りるためにはスタジオ代を見積もる必要があります。

都内の民間スタジオであれば、
・広さが10名以下くらいで、1000円~2000円
・広さが20名ほどであれば、2000円~3000円
あたりがボリュームゾーンです。

公民館など公共で貸し出しているスペースは、上記に比べ安価な傾向があります。

 

またヨガスタジオと業務提携してレッスンを行う場合でも、スタジオ代をヨガインストラクターが支払うケースもあります。

生徒さんが一人も集まらなかったときは、ギャラが支払われない契約も多くあり、その場合はスタジオ代だけ支払うことになるので赤字リスクがあります。

 

自宅からスタジオまでの交通費も計算しておきましょう。
特に業務委託であっても、交通費は支給されないケースが多いので注意が必要です。

オンラインでレッスンをするのであれば交通費も場所代も必要はありませんが、通信費や安定した回線を維持するための設備等は整える必要があります。

 

 

2・保険
生徒さんが怪我をした場合、その治療費等をカバーしてくれる保険があります。レッスン中の過失によって損害を与えてしまった場合、賠償責任を求められることもあるため、フリーのヨガインストラクターなら「賠償保険」への加入は必須と言えます

これは業務委託のスタジオレッスンであっても、同様です。債務不履行責任としてスタジオのオーナーではなく、ヨガインストラクターが責任を負わされる可能性もあるからです。(契約時に確認をしましょう)

 

年間費は補償内容によっても差がありますが、安いものであれば月額500円ヨガインストラクター保険もあります。

ヨガインストラクター専門ではありませんが、最低限であれば無料の保証「フリーナンスあんしん補償」というものもあるのでチェックしてみてください。(利用には口座の開設と使用などの条件もあるのでご確認ください)

 

3・広告費
スタジオ勤務の場合は、スタジオが生徒さんを集めてくれますが、フリーランスの場合は自ら宣伝をする必要があります。

口コミやSNSだけで生徒さんを集める方法もありますが、チラシを作ったりサイトを作ったりする場合は費用や手間がかかることもコストとして計算しておきましょう。

 

厳しい話が続きましたが、努力と工夫によっては高単価の独自性のあるレッスンを企画したり、講師養成の講師になるなど、収入がアップするようなサービスを提供することも可能です

OMYOGAの卒業生からも、ヨガスタジオのオーナーになったなどインストラクターにとどまらない活躍の報告も生徒さんから届きます。

フリーランスとして収入を増やしたいのであれば、ヨガを直接教えることだけではなく、さらなる工夫や事業展開を常に視野に入れる必要があるでしょう。

 

 

ヨガインストラクターのリアルな労働環境

労働時間等の生活スタイルも、正社員であるかフリーであるかで大きく違ってきます。

スタジオやスポーツクラブ勤務の正社員であれば、週休二日の固定勤務やシフト勤務が多いようです。ヨガのレッスンだけでなく、受付業務などを兼務するケースが大半なので拘束時間も通常の会社勤めとあまり変わりません。

お客様にとっては休みの日や仕事の前や仕事の終わりにヨガをしに立ち寄るので、他のサービス業と同様、世間が休みの時に働くというスタイルが多くなります。

 

フリーランスの場合は、労働時間や生活スタイルは自由に選べますがそれもお客様ありきのこと。やはりスタジオ勤務と同じく、世間が休みの時に生徒さんが多いようであればそこに合わせる必要が出てくる場合も。

平日の昼間の生徒さんは主婦層が、夜間は正社員勤務層が多くなるので、自分が教えたいヨガとそのターゲットとなるお客様のライフスタイルに合わせて、レッスンの日時を設定しましょう。

 

いずれにせよヨガインストラクターとして生計を立てる場合は、一日2、3本のレッスンを担当し、週に5日くらい働くという方が一般的のようです。

ある会社員から転職したヨガインストラクターさんは、デビュー後からの数年は同じだけの収入を得るために休みなく働いたとおっしゃっていました。

フリーランスの場合は、集客も自分でする必要があります。仕事はレッスンだけではなく、SNSでの発信やチラシ配りなどの広報や、経費の計算、予約やお礼のメールのやり取りなども発生します。それらは直接お金を産まないですが、仕事の一部です。

 

 

それでもヨガインストラクターに転職すしたいあなたに。やるべき3つのこと。

ヨガインストラクターを取り巻く環境は決してラクなものではないと言えるかもしれません。それでもヨガを教えるということはとてもやりがいのある仕事です。

あなたが転職したいと前向きに考えているようであれば、その前に必ずやっておいて欲しいことが3つあります。

 

実際の求人を調べてみる。

この記事でも平均年収や労働条件は前段でご紹介しましたが、実際に住んでいる場所や希望の条件によっては、内容が大きく違ってくることもあります。

今すぐに転職することになったらと仮定して、求人サイトや最寄りのヨガスタジオの求人情報を調べてみましょう。

 

例えば東京都に住んでいたとします。
ヨガインストラクターの平均月給29万4329円と表示されたindeedの検索サイトを実際に検索してみましょう。(2022/1現在)

東京都勤務、ヨガインストラクター、で検索すると求人検索結果 102件が該当しました。

うち正社員雇用は96件でした。

平均月給29万4329円となっていましたが、
未経験でスタートと考えた時、最も低い賃金からが想定して確認していくと、
多くの求人で「月給16.7万円60万円」「時給1060円から(試用期間半年)」「月給21万3,000円~40万円」の表記であることがわかります。

さらに96件があると出ましたが、実際には類似のもので表示されたのは20件程度で同じ企業の募集も存在していました。

これは特にこの検索サイトであるからではなく、どこの求人サイトであっても同様の傾向が見られます。

 

またヨガスタジオでも岩盤浴やホットヨガの求人が多いことにも気がつかれるかと思います。ご自身の希望が常温のスタジオの場合、近くでの求人がないケースもあるかもしれません。今まで常温スタジオでヨガをやっていたからといって、同じような感覚でホットヨガを選択すると体調を崩すこともあります。

ホットヨガ系のインストラクターになることも視野に入れるのであれば、少なくとも生徒として体験しておいてください。

 

とはいえ、実際に働いている方の声が紹介されていたり、求める人物像や1日の勤務スケジュールなども紹介されているので働き方をイメージができるように多くの企業が発信してくれています。

転職を考えた時、転職サイトを検索してみることはみなさんしているとは思いますが、1つずつ丁寧に確認してみると思わぬ見落としが見つかるかもしれません。

単純に募集件数や年収の数字だけで「これならいける」と判断しないように気をつけましょう。

 

ヨガインストラクターの資格を取る。

ヨガインストラクターとして安定して生活をしていくためには、求められる指導をし続ける必要があります。そのためにはまずは資格取得をお勧めします

主な理由は2つです。

 

・生徒さんに、ケガや無理をさせないため
・ティーチングに必要なことを効率よく学べるから

それらについては「ヨガインストラクターになるには資格取得がベスト!とプロが推す理由」で詳しくお伝えしています。

 

 

まずは副業として試してみる。

転職してからやっぱりちがった!となってしまった場合、精神的にもキャリア的にもダメージが大きくなります。元の職場に戻るというわけにもいかず、キャリアダウンしてしまうというケースもあるでしょう。

そんなことにならないため事前の調査や心構えは必要ですが、それでも実際にやってみなければわからないこともあるのも事実。

 

まずはヨガを教えるという行為を、副業で試してみることをお勧めします。
お金を頂戴してサービスを提供することには、責任もプレッシャーも伴うものです。やってみてそれを仕事として続けていけるのかどうか、転職前に体験できるのが副業の良さです。

副業がNGの職場であれば、ボランティアで教えるという手段もあります。お金はいただかなくても教える喜びや責任は有償と同じです。

 

副業については「副業ヨガインストラクターは甘くない? 実態から成功する方法まで徹底解説!」で詳しく解説しています。

 

 

 ヨガ初心者の介護職から3年足らずで、スタジオオーナーに!
〜31歳ヨガインストラクターさなこさんの場合〜

今回はOMYOGAでRYT200の資格を取得してから3年目で、ヨガスタジオをオープン予定のヨガインストラクターさなこさん(31歳)にインタビューを実施しました。

なぜ異業種(介護)からヨガインストラクターを目指したのか、どうやって短期間でヨガスタジオをオープンさせるまでに至ったのか、聞きにくい収入のお話までしっかり質問に答えていただきました。

 

異業種どころか、ヨガ初心者からの転職だった。

――ヨガスタジオオープンが決まったとのこと、おめでとうございます!

さなこさん:ありがとうございます!

 

――前職は10年間、介護の職場にいたとお聞きしましたが、ヨガインストラクターになろうと思ったきっかけは?

さなこさん:自分の心身を整えたくてホットヨガを始めたんですが、あまりアーサナ(ポーズ)をちゃんと教えてくれなかったんです。で、2ヶ月くらい経ってOMYOGAのRYT 200(全米ヨガアライアンス認定ヨガインストラクター資格)に通いだしたのがきっかけです。

 

――ヨガをはじめてから2ヶ月で、いきなりRYT200の講座ですか⁉︎

さなこさん:そうなんです笑 調べてみたらOMYOGAには医師監修のテキストがあって、ここならちゃんと教えてくれそうだなって思って。

 

――ヨガインストラクターになるためというより、自身のためにそこまで?

さなこさん:はい。なんかちゃんとやりたいなぁって。でも入ってすぐに、ヤバイ間違えたかも!って笑 最初の頃は、全然ついていけなくて。
よく考えれば、学生時代の部活でバレーボールやっていたくらいで、大人になってからは一度も運動してなくて体もガチガチだったんですよね。

 

――確かに初心者さんより経験者さんの方が多いですもんね。

さなこさん:そうなんですよね。多くのRYT200の講座をやっているスクールでは、ヨガ歴一年以上が推奨されてますよね。
当時はそんなこと知らなくて。でもOMYOGAは初心者でも歓迎なので、だんだん慣れてきて、資格取得の最後までやり通すことができました笑

 

――そこからヨガインストラクターになろうと思ったのは?

さなこさん:講座に通っているうちに、私もヨガを教えたいと思うようになって。思い返せば、最初に通ったホットヨガのクラスの先生のことを素敵だなぁって思ってたんです。その時は自分がインストラクターを目指すとは思っていなかったけど、学んでいるうちにあんな風になれたらいいなって

 

資格取得してから、すぐ転職したワケ。

――資格を取ってからすぐに、退職されたんですよね?

さなこさん:はい。講座の後半はもう辞める気満々でした笑 

 

――前職はあまり好きではなかった……とか?

さなこさん:いえいえ。大変だったけどやりがいはあったし、いい職場でした。ただそれ以上にヨガを教えたくなっちゃって

シニアの方と接するのが好きだったので、シニアヨガの存在も知ってからはなおさらでした。ヨガでケガや病気も予防ができるなら、そんな素晴らしいことはないなと。

 

――いきなり転職することに不安はなかったのですか?

さなこさん:職場が副業NGだったんです。だから不安もなにもヨガインストラクターになるには辞めるしかなかった。それくらいヨガインストラクターになりたくてなりたくて笑 でも正直、失敗しても介護の資格があるから、またどこかで働けるだろうという考えはあったと思います。

 

――副業オッケーならすぐに転職しなかった?

さなこさん:私の場合はシフト勤務で夜勤も休日出勤もあったので、副業オッケーでも生活スタイルとして厳しかったと思います。でも条件が許せば副業から始めていたと思います。

 

 

「公民館で生徒は3人」からスタート。再び介護の仕事と掛け持ちに。

――ヨガインストラクターとしての就活をしたのですか?

さなこさん:最初にやったのは、公民館を借りてのレッスンでした。生徒募集のポスターを貼らせてもらって、チラシを作ってポスティングしまくって。

 

――すぐに生徒さんは集まりましたか?

さなこさん:3人集まりました。一人は母の紹介です笑

 

――それだけだと収入的にはキツイですよね……。

さなこさん:でヨガだけでは家賃も払えないので、固定シフトで働ける介護施設を探して週に5日パートで働き始めました。

 

――公民館ヨガの参加費はいくらに設定していたのですか?

さなこさん:一回1500円、5回チケット6500円です。

 

――公民館はいくらで借りられましたか?

さなこさん:夜間(18〜21時)1000円でした。これは安くて助かった。

 

――ヨガスタジオで働くことは考えなかったのですか?

さなこさん:最初は無理だと思ったんです。ヨガ歴も一年足らずだったから、生徒さんたちの方がヨガの先輩!って思ったらこわくなっちゃって。
でも公民館でヨガを教え始めたら楽しかったし、なにより生徒さんが喜んでくれていることで、自信がついてそこからヨガスタジオやスポーツクラブにもアプローチをはじめました。

 

――ヨガ就活はうまくいきましたか?

さなこさん:とにかく通える範囲すべてに連絡しました。求人が出てなくても電話したり直接訪ねたり。シニアヨガをやりたかったので、ヨガをやってない介護施設まで! 待っていても始まらないんで。

 

――すごい行動力! 結果は?

さなこさん:5つのスタジオに応募できて、3つ合格しました。うち1つはやりたかったシニアヨガでした。他のレッスンよりフィーも若干高くて。シニアヨガの資格が生かせて嬉しかったです。

 

――この辺りから経済的には落ち着いてきた感じですか?

さなこさん:まだです笑 3箇所のうち、シニアヨガのレッスンフィーは3800円で良かったのですが、2箇所のレッスンフィーは1レッスン3000円で交通費も出なくて。うち1箇所は電車代が往復1200円かかるという……。

 

――公民館ヨガも続けていたのですか?

さなこさん:はい。そちらはありがたいことに、生徒さんがお友達を紹介してくれたりして、開始から一年弱で参加人数が10人くらいになってました。

 

――口コミすごいですね! むしろその時期はコロナ禍で大変でしたよね?

さなこさん:そうなんです。生徒さんが増えたのはありがたかったのですがコロナの感染状況を見ながらの開催だったこともあり、経済的な安定のためにも介護のパートは続けていました。

 

転職後も、ずっと努力を続けていたこと

――いくつかのスタジオで採用されてからも、ヨガ就活は続けていたのですか?

さなこさん:そうですね。基本的にはいつでも新しくレッスンさせてもらえる場所は探し続けていました。

 

――他に何かやってましたか? 生徒募集のチラシ配りとか。

さなこさん:生徒募集の活動はこのころはもうしてなかったです。お客様のほとんどは口コミだけで増えていたのと、チラシも200枚くらい配って生徒さん一人という結果だったりしたので笑
この頃はとにかくいろんな先生のレッスンを受けまくっていました。

 

――ティーチングの勉強のために?

さなこさん:時間さえあれば、とにかくいろんな先生のヨガを流派問わず。この先生の誘導は動きやすかったなぁとか、なぜだろうとか。そういうことを分析しまくってましたね。

 

――すごい努力ですね!

さなこさん:我ながらめちゃくちゃ頑張ってましたね。結果的に「リストラティブヨガ(補助道具を使ってリラックスできるポーズを行うヨガ)」との出会いもあり、資格も取って、新たな強みも手に入れた感じです。

 

――時期的には前職を辞めてからどれくらいですか?

さなこさん:資格を取ってすぐに仕事を辞めてから、1年半くらいですね。この頃から不思議といいご縁に恵まれるようになって、新しいスタジオができるからレッスンをやって欲しいとかの紹介が続いて。新しく3箇所のスタジオと契約しました。

 

――どなたからの紹介ですか?

さなこさん:ほんと色々で、ヨガ仲間とか生徒さんのつながりとか。介護のパートをしていた職場の上司は、自治会でチェアヨガの講座を企画してくれたんです。
そんなみなさんからの後押しもあって、この時期に介護のパートは辞めてヨガ一本で食べていけるようになりました。

 

――さなこさんのヨガが本当に良かったからですね!

さなこさん:ありがたいなぁと思います。どこまで良かったかはわからないけど、努力していると、ちゃんと周りは見ていてくれるんだなと強く思いました。

 

前職の収入を上回ったのは、2年半後でした。

――収入が安定して、前職より稼げるようになったのは2年半経ってからとお聞きしましたが、それまでヨガインストラクターを辞めようと思ったことは?

さなこさん:週5のパートと掛け持ちを続けていた2年くらいの間は、経済的には確かに厳しい部分はありました
前職は月収約23万円+ボーナスでしたが、辞めてからは月収17万円くらい。でも
精神的には充実してて。とにかくヨガを学ぶのも教えるのも好きで、忙しかったりもしたけど、辞めるなんて考えもしかなったです。

 

――「好き」の力はすごいですね。春からのヨガスタジオオープンもそんな感じで突き進んでるのでしょうか?

さなこさん:ほんとそうですね。私は好きになると夢中になっちゃうタイプなんです。スタジオを自分が経営するなんて我ながら驚きだけど、「やりたい!」って思ってから気がつけばそんなことに

 

――元々スタジオ経営が夢だったり目標だったりしたわけではない?

さなこさん:考えてもいませんでした笑 でもリストラティブヨガは補助の道具が色々必要なんですよね。となるとレンタルスタジオでは限界がある。生徒さんの人数も増えてきたし、シニアヨガを広げるためにシニアヨガの講師の養成もすることになったし……。
で思ったんです。ヨガスタジオを自分で開いちゃった方がいい!って笑

 

――そこも迷わず悩まずゴーでしたか?

さなこさん:ゴーでした笑 でももちろん金銭的には借り入れも行なっていますし、うまくいかない可能性だってある。でも本当にやりたいことなら悩まないんです。悩まずに動いちゃう。

 

――この記事を読んでいる方は、ヨガは好きだけど、ヨガインストラクターに転職するかどうは悩む……というケースも多いかと思います。先輩としてアドバイスはありますか?

さなこさん:「本当にやりたいことなら悩まない」というのは、私自身がヨガの先生に言われた言葉なんです。そう言われたってことは私も悩んでいたのかもしれません笑 悩まずに転職しちゃえってことじゃないんですよね。悩んで動けないじゃなくて、好きなら悩みながらも動いちゃうよねって。

資格を取ったり、たくさんのヨガに触れたり、副業やボランティアで始めてみたり。そこからでも進んでいれば「転職」という選択肢が自然に動き出すタイミングもあると思います。

 

――待っていてもはじまらない!ですね。

さなこさん:そうです! もちろん待っていてもはじまらないと思いながらも、なかなか一歩を踏み出せない気持ちがあるのもわかります。
私はこれからシニアヨガインストラクターを育てる側にも回るので、デビューしたてのヨガインストラクターが力をつける場所としても、自分のスタジオを使ってもらおうと考えています。

実際にOMYOGAのネットワークを使って、ヨガインストラクターを募集したらデビューしたいという方ふたりから連絡が来ました。ありがたいことです!

 

――さなこさんのやりたいこと、止まりませんね!

さなこさん:2ヶ月前から仲間と一緒に瞑想のオンラインサロンも始めました。毎晩気持ちよく眠って心身を整えるために365日オープンしてます。こちらはまだ大きく宣伝していないのですが、初月無料ですのでお気軽に!笑

 

4/2オープン予定のさなこさんのスタジオとオンラインサロン情報は以下の通りです。
ぜひチェックしてみてください!

オンライン瞑想サロン 「おやすみメディテーション365」

ヨガスタジオ 「sambandha Yoga」 兵庫県宝塚市平井5-1-43-2 2F

まとめ

ヨガインストラクターの転職は他の職業同様、簡単なことではありません

けれど本当にヨガが好きで、しっかりとした下準備と覚悟をもって挑めば後悔することはないでしょう。

日々の生活の中で、仕事をしている時間は長いもの。
それだけに生きがいを感じられる職につければ、人生はより充実した豊かなものになります。

ヨガを職業にするという選択をしたあなたの人生が、より良いよい方向に導かれますように。

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