ヨガに効果的な飲み物って何だろう…と悩んでいませんか?
私はヨガを始めたてのとき、「気軽に続けたい」と思い、YouTubeを見ながらヨガを取り入れていました。
YouTubeではポージングや呼吸についてまとめられている動画は豊富にありますが、飲み物に関してはPR商品の紹介が多く「本当のおすすめは何だろう…」と思っていました。
こまめな水分補給はとても大切です。さらに、何を飲むかによってヨガの効果に差が出てきてしまいます。
そこで、ヨガにおすすめの飲み物と、ヨガの前後に避けるべき飲み物をまとめました。
ポイントは、身体への負担が少なく水分吸収しやすい飲み物を選ぶこと、ヨガ後は栄養を吸収しやすい身体になっているため成分には注意が必要ということです。
この記事を読むことで、より水分吸収しやすい飲み物を知ることができ、日々のヨガの効果を実感しやすくなります。ぜひ参考にしてください。
CONTENTS
ヨガにおすすめの飲み物
ヨガにおすすめの飲み物は、
- 常温水
- 白湯
- レモンウォーター
です。
ヨガ中だけでなく、ヨガの前後に飲むものとしても適しています。
一つずつみていきましょう。
常温の水(硬水)
身体への負担をかけずに水分を吸収しやすいため、水がおすすめです。
冷たいものを摂取すると内臓の冷えにつながってしまうので、温度は常温(15~25℃)が最適です。
水の中でも、硬水を選びましょう。硬水は、汗で流れてしまうカルシウム、マグネシウムなどのミネラルが豊富に含まれているため、水分補給に優れています。
日本で口にするのは軟水が多く、少し苦みのある硬水は飲みなれるまでに時間がかかる場合もあります。
硬水はコンビニでも購入できるので、今日から取り入れることができますよ。
・Contrex(コントレックス)
・evian(エビアン)
・FIJI water(フィジー ウォーター)
白湯
白湯とは、水を一度沸騰させて約50℃程度まで冷ましたものです。
常温で水を飲む場合は硬水がおすすめですが、白湯には軟水が向いています。
白湯を飲むと体が温まり、血の巡りがよくなるため基礎代謝が上がりやすくなります。
血流が良くなると、身体の不純物を洗い流してくれるので、健康や美容に効果的です。
白湯のつくり方はシンプルです!
水道水でつくる場合
①水を一度沸騰させる
塩素を抜くために煮沸する必要があります。
②飲める温度まで冷ます
天然水でつくる場合
ケトルや、レンジで温めるだけで大丈夫です。
レモンウォーター
無味無臭の水を飲むのが苦手な方も、レモンを入れるとさっぱりと飲むことができるのでおすすめの飲み物です。
レモンウォーターは、クエン酸やビタミンCをとることができ、疲労回復効果が期待できます。
ビタミンCは、美肌効果もあるので一石二鳥ですね。
疲労回復効果や美肌効果が期待できる一方で、レモンは強い酸性なので、歯のエナメル質を溶かしてしまうリスクがあります。
レモンウォーターを飲むときは時間をかけて飲むのではなく、短時間に摂取するようにしましょう。
レモンウォーターは生のレモンを使わなくても、レモン果汁があればつくることができます。
腐る心配なく、飲みたいときに手軽につくれるのでとても便利です。
レモン果汁を使ったレモン水のつくり方
水1.5Lにレモン果汁を約大さじ3いれ、よく混ぜる
引用:レモン水
ヨガの前後は避けるべき飲み物
ヨガに向いていない飲み物もあります。
・砂糖が入っているもの
・アルコール
・カフェインを含むもの
・炭酸水
の4種類です。
とくにヨガ後は、汗をかいて吸収が良くなっているため、飲み物の成分には注意が必要です。水、白湯、レモンウォーター以外のものを飲みたい場合は、2時間ほどあけるようにしましょう。
普段、何気なく飲んでいるものも当てはまっているかもしれません。一つずつみていきましょう。
砂糖が入っているもの
ヨガ後は身体が栄養を吸収しやすい状態になっているため、積極的に糖分を摂取してしまいます。
スポーツドリンクやジュースなど、砂糖を多く含んでいるものは控えましょう。
アルコール
アルコールは血圧が急激に変化することがあり、運動するときや運動前後に飲むのは非常に危険です。
ヨガ後に飲むと、酔いの回りが早くなってしまったり筋肉の疲労回復を妨げてしまったりします。
カフェインを含むもの
お茶やコーヒーはカフェインを含んでおり、利尿作用があります。汗をかいて水分が失われている状態の身体には好ましくありません。
ヨガ前に飲むと、トイレに行きたくなり集中できなくなってしまうこともあります。
炭酸水
ヨガ前に飲むと、炭酸ガスでお腹が膨れてしまいポーズをとりにくくなってしまいます。
ヨガに集中できるよう、前後に飲むのは避けましょう。
1日に必要な水分摂取量の目安
ヨガにおすすめの飲み物と避けるべき飲み物を紹介しましたが、どのタイミングで、どのくらい飲めばいいのでしょうか?
水分摂取量の目安として「1日最低2リットル」と耳にする機会が多いですが、必要な水分量は年齢や体重によって異なります。
必要な水分摂取量の計算方法
必要水分量(mL/日)=体重(kg)×年齢別必要水分量(mL/kg/日)
年齢別必要水分量の目安
25歳~ 54歳 35mL/kg/日
55歳~ 64歳 30mL/kg/日
65歳~ 25mL/kg/日
引用:経腸栄養の基礎シリーズ1
たとえば26歳で50kgの場合、年齢別必要水分量は35mL/kg/日なので、1日あたりの水分摂取量の目安は50.0kg×35mL/kg/日=1,750mL/日です。
自分に必要な水分摂取量を計算し、日々の目安にしましょう。
「のどが渇いた」と感じたときには既に脱水症状が始まっています。のどの渇きを感じる前に、意識的に水分補給をすることが大切です。
まとめ
いかがでしょうか。
ヨガにおすすめの飲み物は、
・常温の水
・白湯
・レモンウォーター
の3つです。
どれも今すぐにでも取り入れられるので、習慣化していきましょう。
ヨガに向いていない飲み物は、
・砂糖が入っているもの
・アルコール
・カフェインを含むもの
・炭酸水
の4種類です。
普段何気なく飲んでいたものもあったのではないでしょうか。
ヨガの効果を高めて、楽しみながらヨガを継続しましょう。