Indian International School japan
インドのインターナショナルスクール??
にて世界の環境カンファレンスの最初に「 思春期におけるヨガの効果」についてお話をしました。
はじめの挨拶でヨガについてこのように伝えスタートしました。
My mission is to bring Yoga in to your daily life .
Not only for exercises but also its way of thinking will make your life happier.
~ヨガをただのエクササイズではなく、 日々を快適に過ごす方法としてとりいれて欲しい。~
私達は日々何もしなくても呼吸がおこり、
心臓が働き
ここにきて学校の授業を受けたりそのおかげで学校に通って授業を 受けたり
お友達と話をすることができています
これは私達の身体の中で脳が各所に司令を出しているからです。
これを恒常性、ホメオスタシスといいます。
気分がとても良い日の自分を思い浮かべてみてください。
自分がとっても良い人だったな~という日ありませんか?
一方、 今日すごく私イライラしてたしなんだか嫌な人だったなと思う日も ありませんか?
そんな日に何が起きているかというと、 良い人の日は恒常性がとてもうまくいっています。
嫌な人な日は、分泌系のどこかがいつもと違う状態… とくに思春期においてはホルモン分泌が大きく影響しています。
私の13歳の娘もまさに思春期でどうにもならない苛立ちを感じて るなと思うことがあります。
この恒常性に働きかける方法が1つあります。
それは呼吸です。
呼吸は私達が唯一コントロール生命維持機能、 バイタルサインの1つです。
え?呼吸するだけで?
と感じるかもしれませんが、深い呼吸はとても効果的です。
吸う息で心拍は上がり吐く息では心拍が下がります。
一定した呼吸を繰り返すことでこの心拍の波の形状も穏やかになり ます。
この形状のことを物理学で「コヒーレンス」といいます。
瞑想と呼吸法を合わせたものを紹介し一緒に行いました。
これを読んで下さってる皆さんも良かったら挑戦してみて下さいね 。
呼吸をするためにまず必要なことは姿勢を良くすること。
呼吸する横隔膜という筋肉が上下に運動できる姿勢をつくります。
骨盤を立てておへそを伸ばしたら胸を開いて、 顎の下が床と並行になるようにしましょう。
瞑想の対象は良い人の日の自分。
イメージに集中することでその日の分泌系を脳に思い出しています 。
姿勢、 イメージに集中をしたら出来るだけその集中が途切れないように、 集中から意識が離れないように安定した一定間隔の呼吸を繰り返し ます。
おススメは6秒から慣れてきたら8秒カウントです。
カンファレンスでは呼吸法の後、セルフワークで動き、 ペアヨガを行いました。
誰かと協力すること、委ねること、相手を信頼すること。
触れ合う時間はそんな事を感じる時間に繋がったら良いなと皆さん にも伝えました。
最後にこんなお話をしました。
大きな環境を整えるためにまずは1番近くにある小さな環境。 自分の中の環境にも目を向けて欲しい。
小さな環境を整えることが大きな環境を整えるということ事に繋が るというのを日々の中で実感してもらえたら、心から嬉しいです。
このコラムの最後はこの言葉を皆さんにお伝えしたいです。
個(私、自分自身の環境)は全体(私以外の全て、大きな環境) であり又、全体は個である。
皆さんも自分自身を労り、 良い姿勢を作り深く快適な呼吸を日常でも行ってくださいね。