RYT500
RYT500インストラクター養成講座
RYT500とは
Registered Yoga Teacher(登録ヨガティーチャー) 500の略。
RYT200を取得した方がさらにスキルアップに時間をかけた証明として発行されており、アライアンスが定める規定時間をみたすことで資格取得の権利が得られます。
RYT500規定時間
- アーサナのテクニック、トレーニング、実践 150H
- クラス指導のための教育方法論 30H
- 解剖学と生理学 35H
- ヨガの哲学/倫理/ライフスタイル 60H
- 実習 40H
- 残り185Hを上記に割り当て
*内470Hは講師と接触時間、内30時間は課題やオンラインなどの非接触時間
RECOMMENDED POINTS
こんな方におすすめ
RTY200登録者数に対し、RYT500登録者数の割合は18%(10人に2人。2019年1月現在)と保有者の少ない資格です。
RYT200では学びきれなかったヨガの深い内容や広い分野を身につけます。
OMYOGAのRYT500取得必要時間と科目

*1 他校でご卒業の場合は卒業校でRYT200の規定時間を満たしていることをご確認ください。
*2 300Hに該当するコースは、プロフェッショナル、WS、イベント、リトリートにRYT500のマークがついています。該当ページにRYT500必須かRYT500選択、および加算単位時間の目印がついています。
他校から編入の方へ

他校からの編入は、RYS300の認定校で規定時間(300時間)を取得する必要があります。
OMYOGAは、RYS300の認定校です。またOMYOGAのRYT500はRYS300を満たすカリキュラムになっているので、安心してご受講ください。
RYT500の始め方・価格
プラクティスカードを受け取った時点でRYT500の取得が始まっています。始まりの価格は無料です。*1なお、プラクティスカードの配布は、OMYOGA500認定講座である1つ目を受講する初日です。
*1 各講座には受講料が必要です
単位の加算方法
OMYOGAで配布するプラクティスカードで単位管理をします。カードには必須時間や選択時間のガイドがあります。
RYT500修了証の発行とアライアンス申請
必要時間に達した時点でオフィスへ申請をします。RYT200修了証とプラクティスカードの写しを提出していただきます。申請を受理し規定にあっていることを確認した後、RYT500修了証をお渡ししています。修了証を受け取ったらアライアンスへ申請ができます。
RYT500を受けるべき3つのポイント
ヨガインストラクターRYT200の上級資格となるRYT500。RYT200の認定者数に比べ、国内外でのRYT500の認定者数は少なく、今後の需要が高まることが予想されます。なぜRYT500を受講したほうが良いのか、3つのポイントを確認していきましょう。
高い専門性を身につける
RYT500では、RYT200で学んだ時間にプラスして、300時間のカリキュラムを実践していきます。授業では、RYT200で学んだ各項目をさらに細分化して深く掘り下げ、高い専門性を身につけます。
またRYT500のカリキュラムの一部として、シニアヨガやマタニティヨガといった講座も選ぶことが可能です。RYT200だけではカバーしきれなかった受講者の幅を広げることができます。自身の興味や関心があるヨガについてさらに深く追求することで、知識はもちろん、新しい領域での活動にもつながるでしょう。
生徒一人ひとりへの指導力の強化
RYT500では、生徒一人ひとりへの指導力の強化をするカリキュラムになっています。ヨガ人口が増えていくなかで、個々のニーズに合わせたレベルの高い指導力が求められます。RYT200では指導経験は問われませんでしたが、RYT500では100時間ほどの指導歴が必要になるのです。
アジャストメントのスキルアップのほか、生徒とのコミュニケーションの取り方、効果を高めるためのアーサナの修正や補助の方法などを学ぶことで、インストラクターへとしての実力をつけます。自身の糧となる知識のみではなく、将来の活動に活かせる指導方法の習得を目指せます。
インストラクターとしての需要が高まる
現在、全米ヨガアライアンス資格であるRYT200の資格保持者に比べ、国内でのRYT500資格保持者は約10分の1しかいません。
日本 | 世界 | |
RYT200 登録者数 | 1,550人 | 87,396人 |
---|---|---|
RYT500 登録者数 | 205人 | 17,216人 |
※2019年10月現在のデータになります
国外で見てもその構図は同じです。認定校が増え、比較的取得しやすいRYT200に比べると、RYT500 の資格保有者は多くありません。しかし、2020年以降は全米ヨガアライアンスの規定で、RYT200認定校での指導にはRYT500の資格が必要など、今後の需要は高まることが予想されます。
ヨガへの関わり方も多様化していくなかで、深く専門的な知識を持って指導を行うことができるRYT500の資格は、取得しておくべきものといっても過言ではないでしょう。
RYT500のカリキュラムについて
必須科目:155h以上
瞑想 | メンタープログラム |
プラナヤマ(理論) | メンタープログラム(アシスタント) |
プラナヤマ(実践) | メンターwith 500 ws |
セラピカルヨガ | メンターwith 500 asana4 |
課題 |
選択科目:145h以上
シニアヨガ | MTY100解剖 |
マタニティーヨガ | MTY100 医師に聞くヨガの話 |
チャクラワーク | MTY100 アライメントヨガ(腰痛予防) |
アーサナ基準/中立(ヨガ基礎解剖)※ | 哲学 |
課題 |
※中立は他校卒業性と2017年までのOMYOGA卒業生用となります
※上記のカリキュラムは2019年10月現在の情報になります
RYT500を取得する際に、OMYOGAで準備しているカリキュラムは内容が盛りだくさん。RYT500のうちの300時間のカリキュラムにおいて、上記の講座を選択することが可能です。ただし、講座内容は変更する場合があるため、受講希望の方は適宜内容を確認するようにしてください。
RYT500おすすめカリキュラム1:シニアヨガ
RYT500を受講する際に学ぶことができるシニアヨガは、特定高齢者(介護を必要としていない高齢者の方々)を対象としたヨガクラスです。
受講日数 | 2日間 |
受講期間 | 15時間 |
こんな方におすすめ | ・高齢者の身体機能の変化を知りたい方 |
・担当しているクラスに高齢者が多いインストラクターの方 | |
・家族に高齢者がいる方 |
※開講時期・場所はHPからご確認ください
講座内ではヨガプロップスや椅子を使用した専門的な指導方法や、身体の症状・悩み・強化別ヨガ療法を学んでいきます。OMYOGAのシニアヨガ講師は、全員が医療従事者。現場での経験を踏まえ、より実践的な授業を学ぶことができます。
RYT500おすすめカリキュラム2:マタニティヨガ
受講日数 | 3日間 |
受講期間 | 27時間 |
※開講時期・場所はHPからご確認ください
マタニティヨガは、RYT500の選択科目として受講することも可能です。妊娠周期に合わせたアーサナ、陣痛に合わせた呼吸法やパートナーと行うストレッチなど、マタニティ期間をヨガとともに安全に過ごしていくための知識を学ぶことができます。
妊娠中の方も、医師の許可を得ている場合は受講が可能です。マタニティ期の健康管理や出産に向けた体力づくりなど、専門的な学びを深めていきます。
その他概要
取得できる資格 | RYT500 |
---|---|
取得期間 | 各科目の開講状況により早くて1年程。ゆっくりペースの場合は3年程 |
在籍期間 | スクール在籍は、最終講座参加日より1年 |
講座終了後について
取得できるカテゴリー
- 医療系ヨガ
- シニアヨガ
- マタニティーヨガ
- 瞑想
- プラーナーヤーマ
- チャクラ
- 哲学・思想
- その他・・・
修了時にできていること
- RYT200取得内容の再確認
- 解剖や高齢者など、専門ヨガ分野の習得
- 新しいヨガ分野の習得
- より生活にフィットしたヨガ哲学の実践
- コミュニケーションスキル
- ヨガインストラクター活動の幅が広がる