ヨガビジネスの世界〜インストラクターは飽和状態なのか?〜

こんにちは!現在育休に入り新たなドタバタに日々驚かされている坂本アイリです。

 

2013年からヨガの仕事に携わるようになり、勉強すればするほど「ヨガって深いなあ・・・」とまだまだ知れば知るほど面白い!と年々味わいを増しているように思います。

2019年、私自身は結婚・妊娠・出産と「今まで通りにはならない」イベントの数々でした。

それを通して、そんな時だからできることを、ということで将来の自分のために学ぶ機会を増やしました。

その中で、今年一番学んだことはビジネスや経済という一見ヨガとかけ離れているように感じられることでした。

 

今日はそのことについて。

 

ヨガの世界で生きていくということは、ヨガで食べていく【報酬をいただく】ということでもあります。
よく説明会の参加者さん、生徒さんから聞かれる疑問や今後の不安においても感心のあるトピックスです。(でも直接的すぎて聞きづらいことでもある・・・。)

それに「インストラクターは飽和状態らしいよ」なんて噂も聞こえたりしますね。

 

結論から言いますと、ヨガ業界はまだまだ発展する。(飽和状態ではない!)
そしてヨガビジネスとして、仕事として安定させるためにはを「学ぶ」ということも大事だけれど「伝える」技術が必要。そしてその二つは大きく異なります。

いくら「学んで」いてもそこから誰かにあなたがヨガを教えられる人であると「伝わらなければ」あなたからヨガを学びたいという人は来てくれません。

ヨガ好きなあなたなら、きっとスピリチュアルなことも好きだと思います。
(スピリチュアルなこと、私も好きです。)

でももし、例えばあるヨガインストラクターが引き寄せの法則を知っていて、ヨガの仕事をください!やりたいです!といくら祈っていても、現実の世界で行動が起きていなければそこには何の変化も起きないのです。

祈っているだけでは世界は変わらない。

行動しなければ。

・・・というのは、ヨガビジネスの第一人者である方のワークショップで聞いた受け売りの言葉ですが、とても私にも響きました。

私も、かつてなんだか気恥ずかしかったり、かつてのヨガ正社員時代の諸先輩方を前にして怖気付いたりして、フリーランス になってからうまく「伝える」ことができていない状態がありました。

それで人が来なかったりすることで、余計に自信を失ってしまったり。
振り返ると一つ一つの行動がちょっと的外れだったり、足りなかったりしていたのでした。

「そうか、そうしたら良いのか!」という基本のキ、みたいなものがわかっていたら・・・

そういうことをよくわかっていない私は、さっきの例のように、祈ることはよくしていたように思うのです。笑
そして結果、全然人が集まらない時に「私のレッスンって魅力ないのかな・・・」と落ち込んだりしたのです。

笑っちゃうけど、笑えない話です。

 

今、ヨガビジネスを学んでいくと見えてきたのは、お恥ずかしいほどの自分の無知さでした。
きっとこんな経験や痛みはヨガインストラクターとして活動する人には一度や二度経験するような通過儀礼なのではないかと思います。
(私なんて一度や二度どころではない・・・)

これも誰かの言葉ですが、私たちの頭の中で判断することはイコール、今までの体験に基づいた【推論】でしかない。

だから自分だけで考えていることは実はずっと古いパターンの「私の型」でしかない。
それは成功例の少ない型になって当然だ。
「新しい型」を作るには新しいことを学んだり、誰かの意見を聞いていくべきであるのに、そうしていなかった。

自分の経験に傲り、無知であることを、直視していなかったことに気づきます。

 

とはいえ、失敗も一つの知識。

無駄だったとは思いませんし、今失敗したーと思っている人、挑戦が怖いと思っている人にも言いたい。

失敗なんてないです。ただ、そこにあるのは「経験」という事実なんだと。

 

そして大前提として学ぶことが必要。RYTはまず「学ぶ」場です。

でもその学びは200時間500時間では終わりではないということ。

 

生涯学び伝えるために動き続けることが必要なんだと自分自身もわかりました。

 

そんな苦々しい経験を自分自身もしてきたわけですが、この講師という仕事を通して、ただヨガの知識を教えるだけではなく、このような「ヨガの仕事」としての悩みや相談もよくされるようになりました。

今までの経歴である、正社員ヨガインストラクター、フリーランスの経験の話は役に立てれば、と出来る限りを講座カリキュラム内の【ゆるヨガビジネス】でお話させていただいています。
(たまにゆる、じゃないくらい盛り上がったりします。笑)

そういった環境もあり、最近はよりいっそうヨガのビジネスとしての面をしっかり見据えていかねばと、自分のためだけではなく、この先の自分の生徒さんのためにも、その生徒さんの生徒さんが新しくヨガに出会うためにもと、熱が入るようになりました。

ヨガをビジネスとして知ること、深めること。

伸びきったバネを締め直したような、またこれも、新しいヨガのプラクティスだ、と感じる1年の締め括りでした。

 

自分で実践したいこともたくさんですが、次回、産休があけた講座でみなさんに得た知識をお話できることが楽しみでうずうずしています!

 

最後に、そのワークショップの先生もおっしゃっていましたが
「ヨガ業界」という業界自体がまだまだ若い。飲食業界を例にすると、店舗経営みたいなスタジオ経営などのノウハウもまだまだない。

だからこれからですよ!みなさん!ということは話しておられました。

だからこそ、ヨガの知識も学びつつ、伝えるための知識を私も学び続けなければと思っています。

そして、祈るだけでなくて、行動していくこと。

ヨガ業界、インストラクターは飽和状態なんて事実ではないウワサです。

自信を持って「学び」にいらしてくださいね。
そして、しっかり学んで「伝える」ことを一緒に頑張っていきましょう!

 

・・・ですが、祈ることもとても良いことよね。
(なんやねん、って感じですけれど。笑 またこれもコラムに書きたいな。)

2020年世界に希望が溢れる年になっていきますように!

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