私が良く訪れる友人宅で学びの言葉をもらう場所。
それはなんとトイレです 笑
私の友人宅のトイレは様々な張り紙をしているお宅が多く
そこで初めて得る知識や、学生時代に学んだ事、改めて噛みしめるような言葉、
その日に必要な言葉に出会います。
その中で先日ヨガの中にも出てくる言葉に出会い
改めて感じた事を書きたいなと思います。
友人宅に貼られていたのは、小学1年生の男の子が覚えたいからとリクエストされたという日本語の「数の単位」でした。
仏教用語が多く使われていて、仏教で使われている言葉は元は梵字、サンスクリット語。
ヴェーダ経典の中に出てくる言葉があり見入ってしまったのです。
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大きな単位も小さな単位も大きくなればなるほど、小さくなればなるほど近しく感じ、∞の記号を彷彿とするという家主の言葉に深く納得と感動をした先日。
虚空はヴェーダでは5元素の中の始まりです。
虚空が生まれたからそこに風が吹き風が吹いたから火が起きて、火が起きたから水が生まれ、水が生まれたから地が生まれた。
この虚空ができたこと、虚空を作ったサヴィトゥリ女神を讃えるマントラは200時間の中のマントラ詠唱でも学びますが、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか??
有名な ガーヤトリーマントラです。
そして一番 小さいとされる単位
「涅槃寂静」とは、煩悩の炎が吹き消された悟りの世界は、静かな安らぎの境地であるということを指す。
(ウィキペディア引用)
まさにモークシャ(完全なる自由)ヨーガでいうところのゴールである。
これを見てまた 大きなものへ(外側の世界)向かっていくのではなく小さなものへ(内なる世界)へ向かっていくことなのだと
腹に改めて落ち、小さなものに向かい切った時に∞でリンクし最大の無量大数を感じることもできるのかもしれないなと感じました。
自分を知らずに他者を知ることはできない。
目下の私自身の課題でもある自己探求は続き
このコラムを書いている昨日はどうにも出来ない心境を見えない何かに祈り、今日はもう大魔王でもいいからとお願いをしたいくらいの事柄にまだまだ険しい修行の道を感じた11月の終わり…
涅槃寂静を目指し、ヨガというツールで快適に生きて行きたいと
改めて感じさせられた出来事でした。