たくさんあるRYT200講座。スクールに通うしか学べないの?通信で学べる?
RYT200講座は講師と対面であることが定められています
RYT200講座はオンラインなどの通信での講座はありません。スクールに通学して講師と対面で学んでいきます。200時間のトレーニングのうち180時間が講師と接触時間であることがヨガアライアンスで定められています。また、200時間のトレーニングは同じスクールで受講することとなっています。
講座はただ聞いているだけではありません。講師や生徒同士とのディスカッションも多く、分からないことが質問しやすい環境が必要です。講師と対面であるからこそ伝わるものがあります。
200時間のトレーニングのなかで生徒はどんどん成長していきます。講師が接し続けることで、生徒の変化に気付くことができ、生徒一人ひとりに合った指導ができます。
また、修了後にいざ自分が受け持つヨガクラスも対面となるはずです。その際にヨガの指導スキルだけでなく、どのように生徒に声かけていけばよいか、クラス全体を見渡せているか、ヨガクラスを行うために出来ていないといけないことがたくさんあります。指導していくためにも対面で実践しておく必要があります。
通学が条件だから自分に合ったコースを見つけて
RYT200講座は開講スケジュールに合わせて通学するスタイル。選んだコースで全部の日程を出席できれば問題ないですが、予定が重なったり、休日がイレギュラーだったり、体調不良だったり。受講途中で仕事やプライベートにも変化があるかもしれません。できるだけ自分のライフスタイルに合った、通いやすいスタイルを選ぶことも大切です。
家から近いからこのスクールを選んだんです、と申し訳なさそうにおっしゃる方もいらっしゃいますが、その選択は正解といえます。講座以外の時間が有効に使えることは忙しい毎日を送る私たちには決め手となる条件のひとつです。同じように、通学時間のロスがないから集中できる、という理由で海外での滞在型の講座を受講する方も少なくありません。
通学スタイルについてはヨガインストラクターになるには?【2】RYT200資格の取得期間は?その他の資格スタイルや取得期間は?でもご紹介しています。
教えてくれるのはどんな講師かを知る、納得いくスクールを選ぶ
RYT200は対面で学んでいくもの、ということが分かると、今度は教わる講師のことが気になりますよね。
実際、どの講師に教わるかはとても重要です。この人から学びたい!と思える講師だからこそ集中して受講することができます。受講中も卒業後も、迷ったときに最終的に決断するのはもちろん自分自身。でも、講師から学んだことが道しるべとなることも。
講師を選ぶポイントとしては、
・信頼できる知人からの紹介
・自分が普段受けているヨガクラスの先生やスタジオがおすすめする講師
・気に入っている、または指導できるようになりたいヨガスタイルの講師
などが挙げられます。ですが、講師の選び方はとてもプライベートなものです。合いそう、合わなそう、といったフィーリングにも左右されるところも大きいでしょう。できれば講師と直接会って話を聞いたり、ヨガクラスを受けてから受講すると安心です。
ヨガインストラクター養成講座を開催しているスクールのほとんどは、講師のヨガクラスが受けられたり、講座の見学会や説明会を開催しています。いくつかのスクールを比較してみると自分に何が必要かだんだん見極められるようになってきます。
遠方で実際に会場に行くのがむずかしい場合は、気軽にスクールに問い合わせてみて下さい。きっと何か講師を知るきっかけになる情報を教えてくれるはずです。
ご縁やタイミングも大切ですが、講座を選び取るところからRYT200の学びは始まっています。納得いく講座を選ぶことはその後の受講や活動の質に繋がっていきます。積極的にそして客観的に自分にあった講座をさがしてみましょう。