これは講座のタイトルです。とっても気になるタイトルでしょう?
OMYOGAのRYT500のカリキュラムの1つとして入っているこの講座は、難関と言われているOMYOGAの研修ガイドラインに沿ってRYT200のポーズ指導方法を学ぶ講座です。
このRYT200指導は、OMYOGAのあらゆるカリキュラムを作成し、医療関係者とともに医師監修にも携わりながらたくさんの認定講師を育ててきた吉田香代子先生が担当です。
CONTENTS
1 ヨガアライアンスの新しい規定
ヨガの国際資格を発行しているヨガアライアンス協会が、インストラクターのクオリティーを上げさらに良いものを提供できるようにと、スタンダード(基準)をアップデートさせました。
そのため、いままではRYT200の指導者はERYT200保持者でよかったのですが、この度ERYT500保持者であることが新しい規定となりました。
そこで、OMYOGAのRYT500講座は、今後RYT200の指導を目指している方に、実践で即座に生かせる学びをすることができるようになりました。それが、この「RYT200指導」講座です。
2 知っておきたい、OMYOGARYT500のコンセプト
ヨガスクールはたくさんあります!そして、それぞれの学校がヨガアライアンスの規定に沿って、独自にプログラムを構成しています。
まず皆さんに知っておいて欲しいこと。
それは、OMYOGARYT500のコンセプトでもあり、とても大切にしている3本柱。
「指導力」・「知識」・「人となり」
これらの3つの力をつける、養うためにOMYOGAのRYT500講座はあります。
3 RYT200指導で学ぶこと 3 stages!
さて、お話は「RYT200指導」講座にもどります。
この講座は3部構成で合計20時間あります。
・DAY1/ヨガ指導法について学ぶ・伝えるために必要な5つのこと
・DAY2/ピアグループ学習(スクリプト作成、編集、完成・発表シュミレーションと練習)
・DAY3/発表
RYT200指導では、この1つめの「指導力」について奥深く学びます。
「指導」=「伝えること」
DAY1「指導ための5つの心得」
伝えるためには何が必要か
〜5つの必須要素〜
- テーマにそってすすめる
- 共通の言葉をつかう
- 事実と思いを明確にする
- 一文一意を意識する
- 話を聴く
これらについて、DAY1で吉田先生が詳しく解説していきます。
その解説を聞いただけで、自分の普段のヨガ指導や、ヨガ指導をしていなくても人へのものの伝え方など、自分自身の良き振り返りとなります。
ただ、それだけではやはり良い指導者にはなれません。実践とアウトプットが必要です。それが、RYT200指導のDAY2,3トレーニングで、これは「アクティブラーニング」を取り入れた手法です。
DAY2「ピアグループ学習」
ここでは、 パシュチモッターナ・アーサナの指導をすることをテーマとし、受講生同士でのグループ学習で行います。指導のためのスクリプト作りとアウトプットの練習です。
グループ学習の狙いは
・ポインターとなる(聴く・意見を求める・まとめる・時間管理をする)
・マインドフルなコミュニケーション
この、「マインドフルなコミュニケーション」って実は指導者としてとても大切です。
指導をする上で最も重要な5つの要素にもあった 「話を聴く」。
このコミュニケーションの力を持っている人が活躍している先生ではないでしょうか。
さて、このようなピアワークを得て、いよいよ!次は・・・
DAY3「いざ発表!」
パシュチモッターナ・アーサナ指導のアウトプットの始まりです。
いままで学んできたことを生かし、作成したスクリプトに沿って45〜60分でクラスメートの前で発表です。その後、15〜30分でフィードバックをもらいます。
もちろんこの時もマインドフルなコミュニケーションで。そして、アウトプットで定着させていくのです。
スクリプトの一例
4 受講生たちの声
コピーライターのベジ美さんより
指導をするうえで、おさえるべきポイント5つを踏まえ教えてもらいました。
たとえばねじりのポーズ。
「このポーズには「デトックス」の効果があります」
そんな感じでヨガインストラクターさんに言われることありますよね?でも、そもそも「デトックス」の定義とは?
そのエビデンスは?そこまで気をつける必要がある。
ヨガは精神性を重視するシーンもありますが、
まずは基礎として、透明性のある土台が必要である、と。OMYOGAは医師監修のオリジナルテキストを使っていたり、ヨガを指導する上でこのあたりはかなりこだわりポイントなんだなと思いました。(以下略)
RYT500は、ヨガインストラクター資格RYT200の次のステップなんだと最も強く感じたのが今日の講座。
内容は、RYT200を取得しに来ているみなさんを指導する、というシチュエーションを想定しています。
今日のテーマは「RYT200指導」
デモンストレーションの発表回です。つまり、設定として
生徒さんにヨガレッスンをするため、ではなく、
生徒さんにヨガレッスンをする先生を育てるための講義、ということになります。なので、内容はより専門性が求められるし、責任は重大なのです。
でも、RYT200と500の違いは、ここだよなぁと思ったのです。
単純に識知を広げるのではなく、深める。(以下略)
2023年3月に終了されたKさんより
正直、最初はすごくストレスフルでした。
しかし、一つのことを調べていくと 一つのことの奥深さや様々なつながりや影響。
身体の面白さ(解剖生理学的)にも改めて気づきました。看護師のくせに知らないことだらけで 知識の浅さにびっくりしました(^^;)
自分が本当に深く正しく理解できないと、人に伝えることは、こんなに難しいんだと痛感しました。
でも、グループの人と相談しあったり、いろいろなことを調べたりして、最終的にはパワーポイントで完成させたのですが、その後、ヨガクラスを考えるときなどのベースになっています。
渦中の時は、相当にしんどかったですが、やって本当によかったと思える講座でした。
ありがとうございました!
5 こんな方におすすめします!
吉田先生はこのように言います。
「この講座や発表はテストではありません。重荷に感じるのではなく、次の扉をあけるようにワクワクした感じでやってみてくださいね」と。
わたしはこのような方にこの講座を受けてもらいたいです。
↓ ↓ ↓
・今後RYT200の講師を目指している
・ 一般ヨガクラスと異なる特別なクラスをしたい
・WS ・イベントクラスの質をよくしたい
・今後ヨガに関する講演会で発表をしていきたい
・指導者としてのマインドフルなコミュニケーションスキル を上げたい
・ヨガの指導者として自信をつけたい
6 今回お話した講座について
ご紹介した講座は「RYT200指導」です。