2019年3月2日(土)3日(日)と、第1回目となるMTY100解剖講座が開催されました。
総勢12名の参加者の他、精神科医、麻酔科医の中野夫妻、整形外科ヨガでヨガを担当する西川先生も一部講座見学に加わっていただきました。
参加者は事前に課題がだされました。主要な骨と筋肉、筋肉の作用などを覚えてることを前提に始まった解剖は、非常に充実した内容でした。ほんの一部ですが、例えば椎骨の形状や動作角度をしることで脊柱回旋に優れたティーチングの仕方を知るなど、解剖に紐づけたインストラクションの方法や繋がりが明確になった注意・禁忌をおとしこむことができました。
(この日は特に医師がいらしてたので、ニュアンスや感覚での話というのはありません。もちろん通常でもイントラ専門コースでニュアンスだけでお伝えすることはなく正確性がありますが・・・!)
肉体に関する解剖を学んだあとは、アーサナの基準である『中立』を学びます。
解剖学の後だとより中立が解剖にリンクしていることがわかります。そして何より明確に中立とは何か?というのが示されているため身体への落とし込みもしやすいのです。
実は始まる前に皆さんからこの講座を受けるにいたった理由を聞きました。するとこのような答えがきました。
・なんとなくをきちんと理解したいから
・自分に起こる痛みの原因を知りたいから
・大人数クラスでの怪我をさけたいから
・ヨガの先生っぽいことをそれっぽくしていることに抵抗があるから
・膝や肩の痛みがある方に、無理しないでとしかいえないから
いろんな悩みをお持ちでしたが、終了後すっきりしたようです。もちろん継続的な学びは必要というのも皆さんから自然と声があがっていました。
ここで、いただいたアンケートの一部を掲載します。
MTY講座では、アーサナの基準の『中立』を作って有用なエビデンスを作成することも活動の一つにいれています。
講座参加の皆様とはこの活動もともに行っていけることを期待しています。
またアンケートや皆さんからの声をもとに、早速勉強会などを考えています。
これからますます発展していくであろう”ヨガと医療” “ヨガセラピー”でMTYをたくさんの方へお届けしたいと思います^^