RYT200の取得の次はRYT500?ヨガの上級者資格は必要なのでしょうか?
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RYT500は日本では数少ない保有資格
RTY200登録者数に対し、RYT500登録者数の割合は18%(10人に2人。2019年1月現在)と保有者の少ない資格です。ヨガインストラクターの多くは、RYT200は有していてもRYT500を持つ上級指導者は少ないのが現状です。
500時間のトレーニングは、時間をかけてヨガに関わるいろんな分野を多角的に深く学んだ証しとなります。より信頼度の高い講師として活動することができるでしょう。
RYT200からRYT500は始まっています。
ヨガインストラクターになるために必要なのはRYT200?それともRYT500?そんなこと考える必要なく、RYT200はRYT500のうちの200時間のトレーニングです。持っていないのならRYT200の取得からスタートしましょう。
RYT200を修了するころには次の目標がすこし見えてくるはずです。本当にRYT500を取得しなくてはいけないのか。自分の活動に合った見極めも必要です。
- そのまま同じスクールでRYT300を受講するか。他のスクールでRYT300で受講することも可能です。
- すぐに受講をはじめるか。ヨガの指導を始めてから受講について考えてみるか。
- RYT500対象の講座を受けるならどの分野に重きをおいて学んでいくか。それが学べるRYS(ヨガアライアンス認定校)はどこか。
500時間は長い道のり。モチベーションを保つには?
500時間のトレーニング、ときくと終わりがみえなくて気が遠くなりそう。スタートしてからもトレーニングをやりきることができるか?不安になるでしょう。
RYT500講座はヨガ指導の基礎がある上での専門的な学び。興味のある分野をもっと深める。または苦手だからこそ克服するために受講する。どちらにしても、学びたいことがあるのだから講座の時間中は夢中になってしまうのではないでしょうか。
そのためには講座、スクール、講師の特徴をしっかりリサーチ。実際に講師から話を聞いたり、すでに講座を受けた人、RYT500を取得した人の意見を聞くのも参考になります。受講を積み重ねていくうちに自然とトレーニング時間がRYT500に近づいていく、というのが理想です。
どうやって取得していくか計画性も大事
RYT500は通学するにしても、短期で取得するにしてもまとまった時間とお金がかかります。どちらも調整することが必要です。やりたい!と思い立った時にすぐ始められるとよいですが、仕事や家庭の事情、タイミングもあります。
自分にあったスタイルで始めることで500時間に到達しやすくなります。自分の指導、知識のレベルによっては準備期間をもつのもそのあとの受講の助けとなります。
長いトレーニング時間を考えるとヨガトレーニングを優先してしまいがち。RYT500取得のために必要な時間ですが、あなたの人生の時間はヨガをするためだけにあるのではありません。
よりよく生きるためにヨガをする、そのためにRYT500を目指す本格的なヨガトレーニングを積む、という気持ちを忘れないで。トレーニング以外の時間の仕事や家族・友人との時間をおろそかにせず、自分の内なる学びを深めてこそ、ヨガの上級指導者となれるでしょう。