ヨガインストラクターになるには資格取得がベスト!とプロが推す理由

ヨガインストラクターになりたいけど、どうしたらいいのか、迷っていませんか?

ヨガの楽しさや効果を体感すると、
「まだヨガを知らない人にも伝えたい!」と思うようになったりしますよね。

 

その一方で、情報が多すぎて

「結局、何が一番いいの?
「本当にこれでヨガインストラクターになれるの?」
と、あれこれ考えてしまうこともあるかと思います。

もし今あなたが迷っているなら、まずは「資格を取ること」をお勧めします。 

実は、ヨガインストラクターになるための資格は、法的な意味では必要ありません。
日本にはヨガインストラクターの国家資格が存在しないためです。

 

つまり「資格」がなくても、名乗るだけで、誰でもヨガインストラクターになれます。
それでもあえて私たちが「資格取得」をお勧めするには理由があります。

 

今回は現役ヨガインストラクター、資格取得者に実施したアンケートをもとに、リアルな現場の声や、オススメの資格とその理由、資格取得後の働き方の流れまでを、徹底解説します。

 

この記事は大きく4つの章を立てて書いています。
第1章:ヨガインストラクターになるために、資格を取るべき4つの理由を、現役ヨガインストラクター134人に聞きました。
第2章:ヨガインストラクターになるために、最初に取るべき資格は全米ヨガアライアンス「RYT 200」です。
第3章:「RYT200」以外に検討したい資格について。
第4章:フリーか正社員か資格取得後の働き方は大きく分けて2種類ある。

この記事を読めば、なぜヨガインストラクターになるために資格が必要なのかがわかります。

 

 

ヨガインストラクターになるために、資格を取るべき4つの理由 〜現役ヨガインストラクター134人に聞きました〜


ヨガインストラクターになりたいと思ったら、資格取得をオススメします。

なぜならそれは私自身がヨガ資格を取得し、その必要性を実感したからです。

そこで今回は、私と同じように資格を取得した方や、現役インストラクターとして活躍している先生たちの実感について、「ヨガインストラクター資格について」の調査を実施しました。対象は、我々の運営するOMYOGAの卒業生です。


「ヨガインストラクターになるために、資格はあったほうがいいか」
という質問に対し、現役ヨガインストラクター134名のうち90.1%が「はい」と回答しました。

調査期間: 2021年8月4日~2021年8月9日
調査対象:OMYOGA RYT200卒業生 1,361
調査方法: BCCメールを配信し、グーグルアンケートフォームに入力してもらう
回答件数:134件

 

では、具体的に資格を取って、何がよかったのでしょうか。
続いて「資格を取ってよかったと思うことは何ですか?」(複数回答可)

という質問をしたところ、以下の4つに回答が集中しました。

1・実践的な指導方法が身についた 87人
2・自信がついた 77人
3・生徒さんからの信頼度がアップした 44人
4・ヨガインストラクターとしての就活で役立った 36人

それぞれのよかった点について解説をします。

 

 

資格を取ると、実践的な指導方法が身につく

最も多かった回答は「実践的な指導方法が身についた」というものでした。

ヨガの世界は広く深く、すべてを学びつくすことは不可能と言ってもいいかもしれません。ヨガは身体を動かすアーサナだけでなく、瞑想、歴史、哲学、思想など多岐にわたります。

 

一方、ヨガを指導するインストラクターとしての学びとしては、生徒さんの安全と上達のためにクリアすべき最低限の知識が必要です。

ヨガインストラクター資格のカリキュラムには、このような目的をクリアする指導方法が盛り込まれています。

例えば、ヨガを安全に指導するためにはアジャスト(ポーズの調整、修正)が重要です。自分が生徒としてレッスンを受けている時には、自身の身体に意識が向いているので気がつかないようなことも多く、独学では身につけることが難しい技術のひとつです。

私も実際のアジャストのワークでは、その繊細さと必要性を痛感しました。アジャストを行ってみて、生徒役の仲間からのフィードバックを得ることで、なるほど!と思う改善点も多くありました。

 

実施したアンケートでも
「基礎を学んだ上で、怪我をしないさせないヨガを提供できるから」
という声がありました。


資格取得は「お金も時間もかかって大変だなぁ……」と思っている方もいるかもしれませんが、指導するために必要な部分を効率よく学べるという意味では、ヨガインストラクターとして活躍するための近道だと言えます。

 

 

資格を持っていることが、ヨガインストラクターとしての自信になる

あたりまえですが、最初はだれでも初心者です。

はじめから自信満々でレッスンに臨むのは、なかなかできることではありません。
私もはじめてのレッスンは、緊張して声が震えたのを覚えています。

 

インストラクターにはヨガを正しく楽しくお伝えする責任があり、プレッシャーもあるわけですが、それを乗り越えるためには「自信」が必要です。

ヨガインストラクターとしての資格を取得したということは、しっかりとしたヨガ団体や先生から「あなたはインストラクターとしてやっていけますよ」と認められたことを意味します

この事実は想像以上に心強く、ヨガを指導をするうえでの自信の源になります。
私がはじめてのレッスンで思い出したのも、養成講座の先生の笑顔でした。

 

OMYOGAでは、こんなケースもありました。

ある生徒さんは講座の初日に「自分のヨガを深めるために資格を取りに来ました。ヨガインストラクターなんて私にはムリなので笑」と話していました。

ですが、その数ヶ月後、彼女は副業としてヨガインストラクターデビューを果たしました。「せっかくだから誰かに教えたいって思うようになっちゃって」

資格を取得したことで自信がつき、趣味のヨガからプロのインストラクターへ。
こんなポジティブな変化が起きることも珍しくありません。

 

アンケートではさらに
「学ぶたけでなく、自分自身の自信にもつながった」という声もありました。

 

資格を取ると、生徒さんからの信頼度がアップする

生徒としてあなたがはじめてヨガのレッスンを受けようとした場合、プロフィールに〇〇資格取得と書かれた先生と、何も書かれていない先生ならどちらを選びますか?

資格があれば100%安心!いい先生!ということではありませんが、あればやはり安心材料の1つにはなりますよね。

資格は発行団体や個人からのお墨付きです。どんなヨガを教えるのかも、資格からわかることもあります。

 

ただでさえ初対面のレッスンは生徒さんにとって期待と不安があります。
少しでも安心してもらうために、資格という肩書きを有効に使いましょう。

アンケートにも「ヨガインストラクターをするには、周囲に認めてもらいやすいから」という声がありました。

 

資格を取ると、ヨガインストラクターとしての就職活動で有利になる

ヨガ人口が増え、オンラインまで活躍の場が広がったことでヨガインストラクターの需要も増えています。しかしながらヨガインストラクターとして活躍するとなると簡単なことではありません。

 

その理由のひとつは、ヨガインストラクターの需要と供給のバランス。
ヨガを教えたいと思っている人もまた、増えているからです。

 

その中でヨガインストラクターとしての仕事を手にするために、資格が武器になります。資格を持っていることがヨガスタジオ等に就職する際の強みになるということです。

ヨガインストラクターの求人では「経験不問・資格不要」とされているものも多くありますが、東京を勤務地とした求人情報を調べたところ、
「ヨガインストラクター民間資格いずれか必要です」「資格保持者優遇」などの記載のある求人も見受けられます。

 

求人票に記載がなくても書類選考の段階で、資格の有無が結果に影響することは実際にあるとヨガスタジオ関係者から聞きました。

 

実施したアンケートでも
「業務委託やスタジオに所属する時は、資格が必須になっている所も多かった」という声がありました。

すべてのヨガインストラクター求人の中から自分にあったものを選びたいのであれば、資格を持っていることはプラスに働きます。選択肢は多いほうがいいですよね。

 

ちなみに「資格不要」の求人であっても、入社後の社内研修を受けるとともに、外部の民間資格を取得することを求められるケースもあります。

社内研修だけでいい場合であっても、あらかじめなんらかのヨガ資格を取得していれば技術や知識の下地があるので、研修も余裕をもって取り組めることでしょう。

 

 

ヨガインストラクターになるために、最初に取るべき資格は全米ヨガアライアンス「RYT 200

ヨガ資格は数多くありますがはじめてのヨガ資格をどれにしたらいいかで迷ったら、全米ヨガアライアンスが発行する「RYT 200」をオススメします。

この資格を知らないヨガ業界の人はおそらくいないと言えるほど、「RYT 200」はメジャーな資格です。それだけに通用する場面も多く、内容もたしかなものであると言えます。

 

資格の発行は、全米ヨガアライアンスが認定する国内外のスクールを選んでカリキュラムを修了し、その証明をオンラインで提出することで完了します。

RYT200」の200という数字は、必修時間の200時間を意味し、300時間の必修講座をプラスすること得られる「RYT500」や、「RPYT(マタニティヨガ)」、「RCYT(キッズヨガ)」などもあります。

 

アンケートでも「RYT 200」取得をした卒業生の満足度は高く、
「はじめてのヨガ資格としてRYT 200はオススメでしょうか」という質問に対し、134名のうち、91%が「オススメする」と答えています。

 

 

全米ヨガアライアンス「RYT200」を、最初に取るべき理由4

はじめての資格としてオススメする理由について、アンケート結果から主に4つの理由が挙がりました。

1・国際的に通用する資格で、国内でも認知度が高いから
2・ヨガの基礎から幅広く学べるから
3・初心者でも学ぶことができるから
4・ヨガインストラクターを仕事にするために役立つ内容だから

それぞれの結果について解説します。

 

 

国際的に通用する資格で、国内でも認知度が高いから

メジャーな資格だと紹介しましたが、それは日本とアメリカだけにとどまらず、世界80カ国以上で通用する、最も国際的に認知されている資格です。

アンケートでも
「ヨガの資格としてメジャー、スタンダードの位置に立てる」
「認知度が高い」
という声がありました。

 

 

ヨガの基礎から幅広く学べるから

RYT200の内容は、アーサナ(ポーズ)の実践や指導法、解剖学、哲学に至るまで多岐にわたります。

座学での学びと、実際に身体を動かすアーサナの実践や、それを指導するためのアジャストの実践までバランスよくカリキュラムに盛り込まれています。


基礎から幅広く学べるという利点は、アンケートでも大多数がオススメの理由としてあげていました。
「基礎から幅広く学べるから。」
「ヨガ指導者としての入り口としては、偏りなく学べて最適だと思います。」
「200時間の中に、ヨガを正しく行う為の知識のインプットからティーチングする為のアウトプットまで網羅されている」

 

その中で特徴的だったのは、RYT200では解剖学を学べる点を評価しているヨガインストラクターさんが多いことでした。他の資格では解剖学に触れないものもあります。

私も解剖学の知識は、安全なヨガを行うためには重要度が高いと感じました。

 

アンケートでも、
「解剖学を学ぶことで怪我をしないようヨガが学べ、それを教えられるから。」
「解剖学を学ぶことは非常に重要で、身体にとって安全な動きを導くために必須である。」
「解剖学上痛みのない位置、中立(OMYOGA オリジナル理論)という概念を分からずには、ヨガを教えられないから。」
などの声が多数寄せられました。


ただし、解剖学は「RYT200」の必須項目ではありますが、スクールによってはこの分野に力を入れていないところもあるので、事前に確認することをオススメします。

 

 

初心者でも学ぶことができるから

RYT200」は専門的な知識も盛り込まれていますが、初心者でも理解できるところから入るので、はじめてのヨガ資格として最適と言えます。

そのため、ヨガインストラクターになるにはどうしたらいいか、そもそもヨガインストラクターになれるのだろうか、と不安を持っている方にも自信を持ってオススメすることができるのです。

 

アンケートでも、
「無知から入りましたが、それでもきちんと基本的なことを学べたし、何からしたら良いのかわからない場合は特にオススメだと思います。」
「知識がなくてもイチから丁寧に学ぶことができます」
「周りのメンバーと経験の差があっても、一からなので受講しやすかった」
という声がありました。

 

一方でこんな声もありました。
「ヨガの経験が無い方でも理解できて卒業できるが、何かしら理解(ヨガが分かっている)が出来ていれば、受講しながらさらに理解できる」

以上のことから、RYT200は初心者であっても取得できる資格ですが、経験者であればさらに深い理解が得られる資格といえるかもしれません。

 

 

ヨガインストラクターを仕事にするために役立つ内容だから

RYT200は基礎知識から学ぶことができますが、ヨガインストラクターとして役に立つ実践的な学びがしっかり組み込まれて、すぐに活かせる武器になる資格でもあります。

スクールにもよりますが、生徒さんのアジャストの方法や声のかけ方、レッスンをどのようなアーサナで組み立てるかをはじめ、インスタなどのSNSを使った集客の方法まで教えてくれるケースもあります。

 

アンケートでは
「ヨガを仕事にしたい方にはお勧めします。」
「アジャストを体系的に学べるから勧める。」
「ヨガのシークエンス(数種類のポーズを連続で行うこと)をどう組み立てるかも教えてくれたから」
「基本的な知識が身につき、独りよがりなヨガにならずに教えられることができるようになる」
という声がありました。

 

全米ヨガアライアンスRYT200取得にかかる期間

RYT200」は必修時間が200時間ですが、スクールによって取得までの期間は異なります。最短で14日程度から、最長で数年かかりますが、16ヶ月が平均的な取得期間です。
どれを選ぶかは自分のライフスタイルに合わせるのが良いでしょう。

例えばお勤め先が土日休みであれば、土日のどちらかに開催されている講座を利用するのがオススメです。またお子さんがいらっしゃる方は、学校に行っている平日の昼間を利用されるのもいいでしょう。

 

スケジュールが比較的自由に組め、なおかつ短期集中で取りたい方には、
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日間など、最も短期間で取得できる合宿方式もあります。
メリットとしては、朝から丸一日かけて学ぶので、ヨガに集中して向き合うことができます。また一緒に学ぶ仲間との絆も深くなります。

インド、タイ、ハワイ、カナダなどでの海外合宿などには、旅行を兼ねて参加する方もいます。残念ながら新型コロナウィルスの影響で多くの合宿講座が休止しているので、コロナが収束した後の選択肢といえるでしょう。

 

 

一方で、新型コロナウィルスの影響は悪いことばかりでもありません。
全米ヨガアライアンスでは世界情勢を鑑み2021年現在、オンラインでの受講を特別に認めています。

この期間であれば、場所や時間の制限が大幅に少なくなるため、対面での指導を受けることが困難だった方にはチャンスといえるでしょう。

オンラインであれば小さなお子さんがいても、ご自宅からならトライできるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実際、OMYOGAでも1歳の娘さんと一緒にオンラインとスタジオでの学びを組み合わせることで週1回のコースで資格を取得した方がいました。

お子さん連れでの受講も、スクールによっては可能なケースもあるので相談してみることをオススメします。

 

全米ヨガアライアンスRYT200取得にかかる費用

RYT200の受講費用は、スクールによって価格設定が異なります。
平均的な取得のための総費用は3060万円程度です。


スクールによって幅がありますが、一概に高ければ品質も良いというものではありません。
ちなみにヨガアライアンス本国・アメリカの相場は3600ドル(日本円で40万円前後)です。

取得にかかる費用は決して安い価格ではありません。スクール選びは口コミを確認したり、資料の取り寄せや説明会に参加するなど、多角的な視点で検討することで後悔しないよう行いましょう。

 

 

【注意】同じRYT200でもスクールによって、学ぶ内容が異なる

スクールによって受講費に差があるRYT200ですが、実は講義内容や指導法も異なります。

その理由は、大枠としては全米ヨガアライアンスが定めたカリキュラムが設定されているものの、教え方や重点の置き方についてはスクールや指導者に一任されているからです。

 

あるスクールでは初日にピンチャ(肘をついて倒立をする難易度の高いポーズ)を実施するというところもありました。ヨガ歴が数年でもできない方の多いピンチャですが、指導者の技術と考えがしっかりしていれば、むしろそこからはじめるカリキュラムが優れていることもあります。

アンケートでも必要だという声が多かった解剖学についても、さらっと学ぶだけところもあれば、人体模型を使い動きを把握し、名称を覚えることを推奨するスクールもあります。

 

同じように、受講方法についても違いがあります
対面のみ、通信講座、オンラインのみ、どちらも選べるパターンもあります。受講する側にとって選択肢が多いのは喜ばしいですが、それぞれメリットばかりではありません。

例えば通信講座やオンラインだけの場合、アジャストについては、実践練習が出来ず十分な学びが得られなかったと感じるかもしれません。スタジオだけであれば、緊急事態宣言などの影響も受けるでしょう。

どのスクールを選ぶかは好みや、何を求めて資格を取得するのか、スケジュールの調整など優先順位を考えながら決めてください。

 

 

RYT200」以外に検討したい資格

まず資格を取るなら、RYT200がオススメだとお伝えしましたが、他の資格についてはどうでしょうか。

アンケートでRYT200以外の資格を持っている方に取得してよかった資格を聞いたところ、複数回答があったのは以下の5つでした。

 

1・シニアヨガ
「シニアの生徒さんが多いから」
「これからの時代を見据えて」

2・マタニティヨガ
「マタニティの生徒さんがきても対応できるから」
「マタニティヨガのクラスをする予定がなくても知識として知っておくべき」

3・ヨガニードラ
「シャバアーサナが深まり喜ばれる」
「自分を自分のHOMEに戻す時間になる。現代人には必要な気がします。」

4・陰ヨガ
「リラックスして自分を整えることかできるから。」
「身体の事をより深く学ぶ事ができ、内に向く意識が高まるから」

5・インド中央政府公認資格・YIC(ヨーガ教師養成講座)
具体的な名前としてこの資格があがりました。
「本場インドの政府の公認資格のひとつで、専門的かつ世界的に認知されているから」
「哲学がしっかりしている」

座学中心に専門的なヨガ知識を深めることができます。全米ヨガアライアンス同様、世界基準の資格でもあります。日本国内で日本語での受講が可能で、取得にかかる期間は1年、費用は10万円程度です。

 

RYT200はオススメではありますが、RYT200,RYT500の登録人数は、約2219名(2021年現在)です。この登録者は実際に資格を取得している人より少ない数なので、実際はさらに多くの人がこの資格を保持しています。

そういった意味では、他の資格も取得することで活さらなる武器を手にいれることも場合によっては必要かもしれません。

 

 

資格取得後の働き方は大きく分けて2種類

ヨガの資格を取得してからの働き方も、現在は多様になってきましたが大きく分けると、正社員として働くパターンと、フリーランスで働くパターンの2つがあります。

 

経済的な面では、ヨガインストラクターの平均収入は地域や経験によっても変わりますが、
一般的なスタジオ勤務などの正社員の場合、290350万円、
フリーランス(業務委託)などの場合200300万円程度が相場と言われています。

 

どちらを選ぶにしても、仕事を決めるのは覚悟が必要だなと思うこともありますよね。個人的にはまずは副業として、レッスンをやってみるという方法をオススメします。

フルタイムでお勤めの方であれば休日に、専業主婦やパートで働いている方であれば時間を作って、実際に生徒さんに指導するところから自分に合った働き方を見つけるという方法です。

 

正社員のヨガインストラクターとして働く

ヨガスタジオの求人情報探して、就職するケースをご紹介します。

資格を持っていることは有利ではありますが、即戦力を求められる場合はヨガインストラクターの経験の方が重視されることもあります。

経験不問の場合は、入社後に研修を受けることで比較的早くヨガクラスを受け持つことができるケースもあります。

会社組織に所属するので、ヨガの指導内容や時間の使い方についての自由度は低くなりますが、収入などの経済面では安定した生活が得られます。

 

フリーランス(専業or副業)ヨガインストラクターとして働く

副業も含め、フリーランスとして働くヨガインストラクターにはさまざまな働き方があります。

 

SNSでの集客が可能になったことから、自ら考えたレッスンを貸しスタジオや自宅、またはzoomなどを使ってオンラインで開催するケースも増えています。


特に副業として、休日や隙間時間を利用してヨガを教えるという方法も、集客さえできれば叶いやすい時代だといえるでしょう。またスタジオのオーディションを受け業務委託を結んだり、これらを組み合わせて活動しているフリーのヨガインストラクターさんもいます。


ただしフリーランスのヨガインストラクターとして生計を立てる場合には、収入面について注意が必要です。
集客がうまくいったと仮定して13レッスン、1レッスン20003000円でこなしても、交通費や諸経費も含めると年収は200万円を切ってしまうこともあります。

 

あるヨガインストラクターさんは、スタジオの正社員を辞め、フリーランスの道を選びましたが、収入が激減。ヨガインストラクターとしての経験が豊富だったにも関わらず、正社員時代と同じ年収にするためには、休みなく働く必要があったとそうです。

 

またフリーランスになれば、今までは会社に任せていた税金などの経理まわりや集客のための宣伝活動など、ヨガ以外の仕事が増えることもあらかじめ理解しておきましょう。

 

フリーランスとして働く場合は、専業であれ副業であれ、自分にとって何がいちばん大切なのか、インストラクターを続ける意味は何なのかを明確にする必要があります。

 

とはいえ、自分らしく自分が伝えたいヨガを自由に生徒さんに届け、笑顔になってもらえるという喜びはフリーランスならではといえるでしょう

 

 

まとめ

ヨガインストラクターになるには、迷ったらまずは資格を取得することをおすすめします。

 

ヨガの国家資格はありませんが、民間資格であっても、
インストラクターに必要な、知識から自信までを効率的に得ることができるからです。

 

具体的には、全米ヨガアライアンスのRYT200をオススメしましたが、さらに内容などを詳しく、また他の団体等の資格についてももう少し知りたいという方にはどこよりも詳しく!ヨガインストラクター資格全47種の総まとめ」で解説しています。

 

ヨガインストラクターとして活躍するのは簡単なことではないかもしれませんが、「なりたい!」と思ったら、その想いに勝るものはありません。

あなたらしい生き方で、あなたらしいヨガを広めていきましょう。



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