“平成最後の夏”
最近この言葉をよく耳にしますね^ ^
わたしの平成最後の夏は、サントーシャ(Santosha)を実践した夏でした。
サントーシャとは、ヨガ哲学の基本的な教えである八支則(アシュタンガ) ニヤマの二つ目。
「知足」と訳されています。
知足…
①[老子「自勝者強、知レ足者富」から]足るを知ること。身の程をわきまえて、むやみに不満をもたないこと。「-守分」
② 〘仏〙「知足天」の略。
三省堂 大辞林 参照
今年の夏、恵比寿校での講座のため東京で過ごしました。
生まれも育ちも京都。
自然豊かな場所で過ごしてきたわたしにとっては、大都会での生活は大人の大冒険。
当初、東京での生活は不安と不安からくる不満ばかり。
人の多さ、高層ビル群、電車の難解さ、知合いが少ないなど、、、
ただただ、あれがない。これが不便といったような、今までの生活との違いばかり目を向いていて。
自らすすんで、欲を前面に出していたんです
そんなことを続けていると、必要以上に疲れるし、何となくこの感じ嫌だなーと。
そこで、東京での生活を楽しんでみようと、今、あるもの、出来ること、起こっていること、冷静に目を向けてみたところ。
大好きなお花屋さんに美味しいご飯屋さんが近所にたくさんある。
相談し合える先生たちがいる。
恵比寿校に来なければ出会えなかった生徒さんたちとも出会い。
そうゆう、あって当たり前のようなことから、大きな充実感を感じることができました。
足りていないものはない。
このように日常生活に起こった小さな出来事かもしれませんが、現代に生きる私たちの生活の中にもヨガ哲学は活かすことが出来るんですね☆
今では東京での生活に馴染みすぎて、関西での生活リズムわからなくなってしまいました。笑
皆さんはどんな夏を過ごされましたか?
猛暑だった夏もいよいよ終わりに近づき、2018年も後半ですね。
ヨーガスートラ
Ⅱ-42
SAMTOSHAD ANUTTAMAH SUKHA LABHAH.
知足(サントーシャ)によって、無上の喜びが得られる。