お母さんとしてヨガインストラクターになること

2020/05/08更新

単位制だから自分のペースで資格取得可能

RYT200

平日・週末コース 短期集中コース バリ島短期コース
初心者も安心!ヨガインストラクターの資格である全米ヨガアライアンス(RYT200・RYT500)の資格取得がご自分のペースで

今の旦那さんと出会って、この人と家族になりたいな、この人との子供がいたら素敵だなと願い、とても有難いことに念願が叶いました。

 

この子供を授かるというステップこそが、現代では大変苦労されている方もいらっしゃるので、振り返ればこれだけで素晴らしい奇跡。

 

奇跡の連続を1年にぎゅっと詰めたような一年でした。

 

・・・が、インストラクターとしての、講師としての私はというと、少し違っていました。

 

そもそもお母さんになる、というのは同時に今までの自分でいられなくなることのスタートでした。

 

食べるものや飲むものも気をつけたりする必要があるし、いくつかの制限があったりする。お酒の席も1人だけアルコールを飲まずに、みんなのほろ酔いが少しだけいいなあと羨ましくなったりする。

 

大きなお腹で、否応なしについてくる脂肪にショックを受けながら(スリム妊婦さんではありませんでした!笑)アーサナもとことん練習できない。

 

出産すると作ってきた体はリセットされちゃうんだって、と恐ろしい情報も聞いた。いろんな人にいろんなことを言われたりして疲れてしまったり。

 

どんどんできないことが増えていきました。

 

代わりに、お腹の中ではどんどん人らしくなり、けったり動いたり主張が始まる。同時に会えるのが楽しみだな、という気持ちも増していきます。

 

しかし、さらに仕事としては全てのことが不確定な状態になり、今後を考えるとしばらく動けないだろうから、仕事は増やせない。そしていつから復帰できるのかも、初めての経験だからわからない。

 

生まれた後のスケジュールは当然真っ白で、でもフリーランスで働くインストラクターとしては、その状況は不安な未来のように感じていました。

 

とはいえ、無事に出産を終えてみると、かけがえのない存在がこの世に誕生して、人生で1番の嬉しい日になったことは確かです。

 

多くの人にお祝いしていただき、それはそれはHAPPYに包まれていました。

毎日どんな仕草も可愛い生き物が存在するなんて夫婦共々メロメロです。笑(おならもカワイイ!笑)

 

さて、そこから。

さあ!いつ復帰する!?!?と意気込んだのも束の間。

 

全然動けない。

練習したくても体が鉛のようでした。

結局3ヶ月ほどは満足な練習ができずにただ過ぎ去っていきました。

日々の睡眠不足はこんなにもじわじわダメージを与えてくるとは驚きです。

 

でも世の中は動き続けます。

私は止まっているわけではないのだけど(大切な宝物を育て守るという任務!)他の先生の活動を見ているとそこでじっと止まっているように見える自分にしゅんとやるせない気持ちになる。

でも息子の笑顔を見ると「ま、いっか。ぷにぷにちゃん〜」とも思う。

 

こんな感じで母としての私は180度、ぶんぶん心が振れ幅をもって動きまくっていました。

 

当然、瞑想も集中できません。笑

 

こんなにいろんなハードルがあるなんて、想像力が欠けていたのか、単に妊娠、出産というお母さんになることが美化され過ぎていたのか、望んでいたとはいえ、嬉しい反面色んなことにしょんぼりする日々でした。

 

それと同時にまた一つ、これらの制限というのは素晴らしいことだとも、学ぶ機会になりました。

 

現在コロナウイルスで多くの人が打ちのめされています。

 

ヨガ業界もその一つで、私もその一つ。

 

担当するはずの千葉校コースは中止になってしまいましたし、自分のスタジオを作ろうと思っていた矢先だったので、それも延期。対面の様々なサービスができません。

 

「さて、どうしよう。」

ここで落ち込み続けて不安になり続けることもできる。

 

けれど、私たちはヨガを勉強し、実践する女性である、ヨギーニですから。笑

 

このストーリーをどういう展開にするのか、どういう主人公を演じていくのかを選べるのです。

(これはヨガのギフトですね!)

 

うるさい思考や、不安を掻き立てる記憶を少しなだめて。

 

今この瞬間、この限られた状況をどうする!?!?

 

とっておきのヨガの哲学の教えを使おう!と考え行動に移せば、少しづつ、不安はワクワクに変わりました。

 

思えば、いつだってそうでした。

 

バンジージャンプした時だって、飛ぶ前は怖くて不安。

 

飛んでしまうと、それはあっけないものだったとわかる。

目を開けば落ちるスピードだってちゃんとわかる。

 

お母さんであることだって、自分がこんなふうに頑張ったよ、というチャレンジこそが、次のヨガインストラクター妊婦さんを応援できるかもしれないし、希望になれるかもしれない。

(そうだそのためにいろんなヨガとビジネス学んだんだということもすっかり忘れていた。出産の生み出す力による破壊力はすごい)

 

そしてこれから講座を受ける人にも、お母さん業をしながらコースを受講する人もたくさんいらっしゃいます。

 

そしてだいたいみんな、どうにかこうにかやり切っている。

無事に卒業を見届けています。

 

また、同期である、じゅり先生やヘッドティーチャーのかよこ先生もお母さんをしながらヨガを伝え続けている。

改めて脱帽。すごいの一言。

人間はすごい。

 

制限があればそれを最大にテコ入れするようにいつもより輝くこともできるし、与えられた状況を切り開いていく力が誰にだってある。

 

それを信じて、知っていれば。

 

私個人で言えば現在はオンラインで自分のスタジオを開催しています。

 

おかげで、前は遠くて受けられなかった生徒さんと週に3回も会えて、コロナの前より密な関係になれています。笑

 

オムヨガでもオンラインでの講座をいち早くスタートしています。

この行動の速さ、頭が上がりません。

 

オンラインで講座を受けることに不安がある人もいるかもしれませんが、オンラインで今、たくさんのインストラクターさんが指導しています。

それを講座の中で学べるというのはある意味今後のチャンスになると思っています。

 

きっとコロナが落ち着いても、日本には台風もくるし、地震も残念ながら沢山ある。

 

でもオンラインなら、全国、全世界でヨガを伝えることができる。

凄いことです。

 

しかもオンラインレッスンが普通になった今、参加のハードルはかなり低い。

私たち自身もやっていますから、不安があれば遠慮なく聞いてくださいね!

 

もちろん、今後お子さんを持ちながらインストラクターになろうと考えている人も。

 

これからの時代を、共に頑張りましょう!

 

今回、妊娠から出産までの制限がもたらしたことから多くの学びの種を体験することとなりました。

 

あれもこれもできない時の自分の心。

 

不安にさらされた時の自分の心。

 

思考が曇ること、目の前を見れなくなること。

 

今あるものさえ忘れてしまいそうになること。

 

それらの体験から学んだこと。

日々に感謝すること、祈ること。

存在に感謝すること、祈ること。

今ある物は何?と問いかけること。

思考は私をどうしようとしているの?

ヨガは肉体だけなの?

私という枠を飛び越えて見ると??

そんな普遍的なヨガのテーマや問いかけを改めて考えさせられた日々でした。

 

そしてこれからも、改めて一歩一歩踏みしめたいと思います。

今は心も体も右肩上がり、元気です!笑

息子はもっと元気です!笑

 

復帰にあたってたくさんのご協力と愛をくださったOMYOGAの先生方、運営してくださっている皆様に心から感謝しています。

 

また「待っています!」と声をかけてくださった生徒さんにも、とても感謝しています。

 

当たり前はなくして気づく。

 

この心をもう一度胸に、頑張ってまいります。

 

みなさんと笑顔でハグできることを願ってます!

星野げんさんの「生きてまた会おう!」という歌詞をお借りして。

坂本亜衣理
AUTHOR坂本亜衣理
解剖学的な観点から基づいたアライメントを整えながら動くフロースタイルが得意です。また、ただのポーズではなく、ヤマニヤマの哲学に基づいた内面・肉体両面への気づきのあるクラスを心がけています。

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