前回のレポートより間が空いてしまいましたが、
中立講座day3「中立の手・腕」が3月4日に大阪校で開催されました。
この講座はOMYOGAの基礎である「中立」について、パーツごとに分けてじっくりと学んでいくものです。
※“中立”は、MTY100という医師、医療従事者、ヨガ講師で行うシリーズの一つで、日本で初めて作られたアーサナ基準です。“中立”は解剖学正位を元にした9つの身体位置と2つの感覚器官のあり方を指します。
講座の様子
day3は「手(手指の先から手首まで)」と 「腕(手首から腕の付け根まで)」について学びます。
講座は、まず普段の「手」と「腕」の状態がどうなっているのかを観察、関節の傾向を知るところから始まりました。
本来あるべき身体位置に戻すべく、固定すべき骨や動かしていく筋肉の位置を3Dアプリで確認後、実践に移ります。
4つんばいの状態になり、アライメントを確認していきます。
・中指同士を並行にする
・手首の中心同士を並行にする
・手根でマットを押さえ、手のひらに力をいれる
・親指の付け根、人差し指から小指の付け根をマットに押し下げる(手の甲側から 押すイメージ)
・指の関節一つずつをマットに押し付けるように指を伸ばす
・指先を遠くにのばすようなイメージでぴったりとマットにつける
筋肉痛と戦いつつ、体に意識を向けて、さらに全集中です。
上記の動きに加え
・肩甲骨を固定する
・柔らかく肩甲骨を背骨に寄せる、鎖骨を横にのばすイメージで
・肩の端と端を左右に遠くする
・前腕 肘を内側に軽く回す
・上腕を外に絞る
・手首中心、肘中心、肩をまっすぐにする
など気をつけるポイントはたくさんです。
なかなか先生の誘導の通りには動かしていくことができませんでした。
なぜ、自分の身体なのに思い通りに動かないのでしょうか。
動かし慣れていない、普段いかに使っていないかという「気づき」がありました。
そして、感覚をつかむこと、イメージを体現することの難しさよ・・
家電やスマホにさえ取扱説明書があるのに、毎日付き合っている自分の身体のことは、実は何も知らないかも・・・手すら意識して使えていなかった・・・と反省しました。
この講座を通して、少しずつですが自分の身体と向き合う意識を持って過ごしています。
自分の身体を思い通りに動かせるように日々のプラクティスが大切ですね!
次回の中立講座レポートは「体軸」です!お楽しみに!
中立講座は、全7回の講座で単発受講も可能です。詳細はこちらのページから>>
RYT200卒業生の方は、RYT200のday1,day2で中立を学びますので、再受講制度でも復習可能です。