数あるヨガアライアンス認定校
どこにポイントをおくかは人それぞれですが、最低限確認したいことがあります。
それはアライアンスが定める所要時間とシラバスを満たしていることです。
180時間を先生と過ごしている?
ヨガアライアンスで一般的によくしられているRYT200を例にしてシラバスを説明します。
RYT200は、名称通り200時間の学習時間が必要です。
そして、200時間中の180時間は、コンタクトアワーといって講師と共に過ごす必要があります。なので、例えばオンラインや通信は不可です。
残りの20時間は、コンタクトアワーかあるいは課題や自宅学習などに費やされます。
シラバスは6つ
1:テクニック、トレーニング
このカテゴリのトピックには、アサナ、プラナヤマ、クリヤ、詠唱、マントラ、瞑想、その他の伝統的なヨガのテクニックが含まれま すが、これらに限定されません。
これらの時間は、1)テクニックの教え方と練習の仕方に関する分析的トレーニングと、2)テクニックそのもののガイド付き練習との間の混合でなければなりません。どちらの分野もかなりの重点を置かなければなりません。
2:教授法
このカテゴリのトピックには次のものが含まれますが、これらに限定されません。
- グループダイナミクス、時間管理、および優先順位と境界の設定などのコミュニケーションスキル。
- グループ設定で可能な範囲で、個人および特別な集団の特定のニーズに対処する方法。
- デモンストレーション、観察、支援および修正の原則。
- 教え方
- 教師の資質
- 学生の学習過程
- ヨガ*を教えることのビジネス面(マーケティングと合法を含む)。
3:解剖学および生理学
このカテゴリのトピックには、それだけには限らないが、人間の身体の解剖学および生理学(身体系、器官など)が含まれ、エネルギーの解剖学および生理学(チャクラ、ナディスなど)も含まれる可能性がある。解剖学と生理学の両方のヨガの練習への応用(利益、禁忌、健康な運動パターンなど)を含みます。
*特別な要件:解剖学と生理学の原則をヨガに適用するために、上記の時間のうち少なくとも5つが費やされなければなりません。
4:ヨガの哲学、ライフスタイル、そしてヨガの倫理
このカテゴリのトピックには次のものが含まれますが、これらに限定されません。
- ヨガの哲学と伝統的な教科(ヨガ・スートラ、ハタ・ヨガ・プラディピカ、バガヴァッド・ギータなど)の研究
- そのような非暴力(アヒムサ)の原則、そしてダルマとカルマの概念などのヨガのライフスタイル、
- ヨガ教員の倫理、例えば教師と生徒の関係や地域社会に関わる人々
- ヨガを奉仕として教えることの価値と他者への奉仕であることを理解する(seva)
5:実習
このカテゴリのトピックは次のとおりです。
- 指導教官としての実習指導(援助、観察、またはフィードバックを含まない)。
- フィードバックを受けている。
- 他の人の教えを観察する。
- 他の誰かが教えている間に生徒を支援する
以上がコンタクトアワーに必要なシラバスです。こちらはそれぞれに必要時間の設定あります。
もっと詳しく見たいなら、全米ヨガアライアンスのページへ
*google chromeでひらけば翻訳ページが開きます。
時間不足や偏りはない?
必要時間がぬけていないかどうかは、クラスの開講時間と講座回を見るとわかるので確認してみるといいかもしれません。
シラバスの偏りは、実際に受けてみないことには難しいかもしれませんが、ほとんどのスクールにはクラススケジュールがあるはずなので、それを確認してみるのもいいかもしれません。
これらの最低限必要なことを確認した上で、大切にしたいポイントを絞っていくと自分にぴったりのスクールが見つかります。