2020年のCOVID-19感染拡大をきっかけに、全米ヨガアライアンスが提供するRYT500はオンライン受講で認定される特別措置がなされました。
「世界的に感染が収束を見せる中、オンライン受講措置はいつまで?」
「そもそもオンライン受講はオフライン受講と比べて、どのようなメリットやデメリットがあるの?」
と言った疑問を解消できる内容を盛り込んでいます。
CONTENTS
RYT500(300)とは
RYT500とは、全米ヨガアライアンスが認定しているヨガの資格です。
より深いヨガの知識やマタニティーヨガやシニアヨガなど、多くの技術を学びます。上級者向けの資格なのでRYT200を取得することが必須条件になります。
本格的にヨガを仕事にしたい方、ヨガをもっと深く学びたい方におすすめの資格です。
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RYT500(300)オンラインとは
RYT500の学び方は、対面、オンライン、動画受講の3タイプが存在し、スクールによってそれぞれを組み合わせた(例:対面+動画,オンライン+動画など)タイプが提供されています。
オンラインとは、具体的にはzoomなどを使ってライブで授業を受けるタイプです。
全てライブの場合もありますが、オンライン+動画タイプが一般的なスタイルとなります。
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RYT500(300)をオンライン受講できるのはいつまで?
RYT500のオンライン受講は、新型コロナウイルス感染症の感染対策として2020年から認可されました。
対面で行うことがヨガの基本なので、オンライン受講はあくまでも一時的対応です。終息しつつあるため2023年末までと言われています。
オンラインでの受講を検討している人は、今年中の申込をおすすめします。
そのため、いつ終了するかは明確にされていません。オンライン受講を考えている人は早めの受講をおすすめします。
今のところ2024年は、引き続きオンラインでの受講を認められています。
RYT500(300)をオンライン受講するメリット
RYT500のオンライン受講のおすすめポイントを紹介します。
通学より費用が安い
オンライン授業は、あらかじめ録画された動画視聴を通して学ぶ授業が多いので、その分費用を抑えられます。できるだけ安く受講したい方にはオンラインがおすすめです。
ライフスタイルを崩さず、自分のペースで受講できる
オンライン受講は動画講義が中心となるため、自分の空いた時間を有効活用して勉強を進めやすいです。
毎日会社が始まる前にカフェで1時間勉強したり、空いた時間にまとめてみたりできるので、忙しい人や子育て中の人にもおすすめです。
ただし週に1回リアルタイムで行う講座があるので、その時間だけは確保するようにしましょう。
「事前にスケジュールが公開されているため仕事や私生活とバランスをとりながら受講できた」
「子供が自宅にいながら受講できる」
などの声が寄せられています!
何度でも受講できる
オンライン授業は動画を見る授業が多いので何回でも同じ授業を振り返り学習できます。
早めに全てを受講してから2週目、3週目と確認する、分からない点を何度も繰り返し受講するなどオンラインだからこその利点を生かし内容の理解を深められます。
オンライン受講するデメリット
RYT500のオンライン受講の注意したいポイントを紹介します。
疑問をその場で解消できない
あらかじめ録画された動画配信形式の授業では、分からない点があったとしてもその場で質問はできません。
質問したいことが返信をもらうまでに時間がかかる場合もあります。そのため勉強のスピードが落ちてしまうこともあるかもしれません。
アジャストの練習ができない
アジャストとは、ヨガの正しいポーズのサポートを講師が生徒に対して行うことです。
対面の授業では先生からアジャストしてもらったり、生徒同士でインストラクター役を交代で行ったりできますが、非対面のオンラインではできません。
対策として、専用の補助具などを用いて練習するなどの工夫を取り入れ、身体の声に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
広い場所とWi-Fi環境が必要
座学だけでなく体を動かすレッスンもあるので、ヨガマットで縦に寝ころび、両手を広げられるスペースが必要です。
またリアルタイムの授業があるので、Wi-Fiが安定している環境でおしゃべりできると安心して授業を受けられます。
スマホでも受講可能ですが、速度制限などに注意しましょう。特にアーサナーの練習ではパソコンやタブレットなどの大きい画面があると見やすいのでおすすめです。
RYT500(300)のオンライン受講の流れ
オンラインの授業は、大きく下記の2パターンがあります。
・ZOOMなどのオンラインミーティングリアルタイムでの講義
・録画された動画を見る講義
リアルタイムの授業は、週1回の時間が決まっています。出席が難しければ録画での学習を用意されているスクールもあります。
しかし、グループで行うワークショップがあるため積極的に参加をおすすめします。都合をつけやすい曜日を選んで受講日を決めてみてくださいね。
オンライン受講は、最後の模擬授業もオンラインで行います。最終回までにカメラの前で緊張しないで話せるようになると、自信が持てるようになりますよ。
オフライン受講とオンライン受講の違い
オンラインとオフラインの受講で、基本的に学ぶ内容に違いはありません。しかし、システム上の違いがどうしても出てきてしまうので、そういった部分を中心に説明します。
オフライン受講とオンライン受講の違い1 費用
オンライン受講は、オフライン受講より費用を抑えられる傾向があります。
あらかじめ録画しておいた1つの動画で何百人ものが、好きなタイミングで学べます。
結果オフラインと比較し少ない講義回数で済むため人件費の削減ができます。他にも生徒を迎えるための教室の清掃なども不要になります。これらの理由からオンライン受講が安くなる傾向があります。
受講内容に差は全くないので、オンライン受講でも安心して学べます。
費用の参考例
- オンライン受講:約52万円
- オフライン受講:約74万円
オフライン受講とオンライン受講の違い2 受講期間
オンライン講座の一番の特徴は、申し込みをした次の日から受講できることです。
オフラインでは、授業の日まで待たないと何も学べません。しかしオンラインは次の日から動画を見て学べます。早めに学び始めると卒業までに時間のゆとりができるため、復習に時間を当てて、学びを深めることができます。
オフライン同様にリアルタイムでの授業があるので、卒業を早めることはできませんが在学期間を有意義に使用してヨガの学びを楽しんでください。
オフライン受講とオンライン受講の違い3 用意するもの
スクールに通っている場合は備品を貸してもらえますが、オンラインで受講する場合は、家でヨガのアーサナーの練習も行うこととなるので、用意するものが増えます。
アーサナーの受講で必要な道具を紹介します。
・ヨガマット
・ヨガブロック
・ヨガベルト
・ブランケット
・ボルスター
スクールの費用に含まれているケースや、別で揃えたりするケースもあるので、事前に確認しておくといいでしょう。
そのほか、授業を受ける環境として必要なものを紹介します。
・ZOOMなどのオンラインミーティングアプリ
・パソコンやタブレットなどの大きめの画面のカメラ付きガジェット
・声を出してワークショップに参加できる場所
・ヨガマットに寝転がって両手を広げられるスペース
しかしアーサナーの授業では、実際に体を動かしてポーズをとるので、遠くからでも画面が見やすい大きめのガジェットがおすすめです。
まとめ
オンラインはCOVID-19の感染対策として導入したものなので、2023年末まで認可されています。オフラインの授業の代替措置であるオンライン授業で学習内容の違いはありません。
オフラインと同様にリアルタイムの授業があるので、すべての授業を好きな時間に受けられるわけではないことに注意してください。
また、口は出せても手が出せないオンラインでは、アジャストの練習ができません。これだけは個人でカバーする必要があります。
準備としても、スクールでレンタルしてくれるものを自分で用意しないといけません。しかしヨガの経験がある人は、すでに持っているものを活用できます。必要なものだけ買い足すといいでしょう。
オンラインの授業は、アーサナーの授業だけオフラインで行う場合などスクールによって対応が異なる場合があります。気になったスクールで無料相談に参加して、気になる点を全て聞いて納得してから決めてみてください!