ヨーガの定義は2つある
ヨーガの定義*を簡単にいうと・・・
1:自分と何かをつなぎバランスさせる方法
2:それによってできた自分の人生
ヨーガという言葉の由来や歴史からは、本来のヨーガが、何と何をつなぎたかったのか うかがえることができます。
(言葉の由来や歴史は、今後のブログで紹介しますね。)
人によって定義が違う理由
ヨーガとはなんですか?とヨガインストラクターに質問すると、様々な答えがかえってきます。
例えば、「ヨーガは、運動です」「ヨーガは、運動ではなく心の健康法です」「ヨーガは、人生そのものです」「ヨーガをするとイライラがおさまります」などです。
ヨーガという言葉は、動詞のように使われる時もあれば名詞のように使われる時もあります。あるいは、方法のようにつかわれる時もあれば、結果として使われる時もあります。
このように人によって、言うことはバラバラです。
その理由は、2つ
・定義が、2通りある
・人によってバランス法が違う
だから、人によってヨーガの目的や定義が違うのは正解です。「人の数だけヨーガがある」と言われるのもこれが所以です。
(先にあげた2つの定義は、人によって異なる部分を省いた定義づけ)
2つの定義には深い意味がある
ヨーガには、カルマという言葉があります。
カルマを梵和辞典*で調べると、「行為」「結果」などの訳がでてきます。このカルマは、現世だけでなく前世のものも含みます。
定義にあげたものにあてはめると、こうなります。
・自分と何かをつなぎバランスさせる方法=行為
・それによって作っている自分の人生=結果
伝統的なヨーガにおいては、良いカルマをつむことを1つの行いとして推奨しています。
良いカルマをつむためには、生き方や生活の仕方を変えるなど、行為を変化させます。そして、その行為の変化によって生じた結果の変化、それらが全てヨーガだといってるようです。
ざっくりなくらいで十分
定義を調べると、それぞれいうことがバラバラで、どれが本当かわかりません。
ヨーガは、人々がつむぎながら発展させ、現在も進行中です。
それにあわせ定義もどんどん明確に変化してきてるから、バラバラのように思うのかもしれませんが、だいたいは同じようなことをいってます。
いずれにしても、私たちの人生のように、ざっくりなくらいでわヨーガの定義がわかったら十分かもしれませんね。
さて、みなさんは、ヨーガ(自分の人生)に何を求め、どんなヨーガ(バランス法)をしてますか?
*参考:漢訳対照 梵和大辞典
OMYOGA理論