【図解】アーユルヴェーダとヨガの関係は?タイプ別のヨガポーズ紹介

「アーユルヴェーダとヨガの違いは?」
「アーユルヴェーダとヨガの関係性は?」
ヨガをやっていく中で「アーユルヴェーダ」という言葉に出会ったあなたは、アーユルヴェーダとヨガの違いや関係性について知りたいのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、アーユルヴェーダとヨガは非常に深い関係があります。
アーユルヴェーダとヨガは、どちらもインド哲学最古の聖典「ヴェーダ」から派生しています。ヴェーダとは、紀元前1000年頃から紀元前500年頃に編さんされたインド最古の文献で、インド哲学六派の思想の基盤になるものです。
アーユルヴェーダはヴェーダの中の特に医学的な部分、ヨガは特に精神修行の部分が切り取られて、派生していきました。

アーユルヴェーダとヨガは身体的・精神的という両面性を持つ関係ですが、根本的な思想が同じもの。例えるなら家族や親戚のようなものなのです。
だからこそ、両方を学ぶことで、それぞれを補完し相乗させることができます。
アーユルヴェーダとヨガの両方を学ぶことで、原点であるインド哲学の真髄に近づくことができるでしょう。この記事では次のポイントについて解説していきます。

この記事のポイント

◎アーユルヴェーダとヨガの関係
◎アーユルヴェーダとヨガを学ぶ意味
◎アーユルヴェーダをヨガに取り入れるために知っておくべきこと
◎ドーシャタイプ診断
◎ドーシャタイプ別のヨガ実践方法

この記事を最後までお読みになれば、アーユルヴェーダとヨガの違いや関係性、両方を学ぶ意味を理解することができ、アーユルヴェーダをヨガに取り入れる良さが理解できるでしょう。
ヨガにはないアーユルヴェーダの医学的アプローチを取り入れることで、本当の意味でヨガへの理解を深めていくサポートになれば幸いです。

アーユルヴェーダとヨガはインド哲学最古の聖典「ヴェーダ」が元になっている!

冒頭でもお話した通り、アーユルヴェーダとヨガには深い関係があります。
それは、アーユルヴェーダとヨガが共に、インド哲学最古の聖典「ヴェーダ」から派生したという点です。
アーユルヴェーダとヨガの関係を示した、次の図をご覧ください。

この図を見てお分かりのように、アーユルヴェーダもヨガも、元を辿ればヴェーダ聖典の一部なのです。
アーユルヴェーダは、4種類あるヴェーダのうち、「アタルヴァ・ヴェーダ」から医学的要素を切り取り、さらに食生活や治療法を中心とした肉体的、精神的アプローチとして派生していきました。
また、ヨガはヴェーダ聖典から派生したインド学派の一つ「ヨーガ学派」が元になっています。呼吸法、瞑想法を中心とした精神的アプローチが中心です。
つまり、アーユルヴェーダとヨガは基本になる思想が同じなので、言わば家族のようなものです。
アーユルヴェーダとヨガは、切っても切り離せない、深い関係にあると言えます。

アーユルヴェーダをヨガに取り入れると、心身ともに健康に近づける


アーユルヴェーダを学びヨガに取り入れることで、ヨガだけを学ぶよりも、さらに心身の健康に近づくことができます
1.アーユルヴェーダとヨガはインド哲学最古の聖典「ヴェーダ」が元になっている!でお話した通り、アーユルヴェーダとヨガは根本的な思想が同じで、家族のようなものです。
ただ、基盤が同じでも、それぞれで学ぶ内容は肉体と精神という両極なものなのです。
だからこそ、アーユルヴェーダを学ぶことが、ヨガにはない知識や技術、思想を取り入れることにつながります。
アーユルヴェーダとヨガの、次の図をご覧ください。

上の図を見てお分かりのように、アーユルヴェーダには、ヨガを構成する要素にはない、食生活や治療といったアプローチがあります。
ヨガだけで精神面を健康に近づけたとしても、食生活や睡眠、自分の体質に合った日々の過ごし方を実践していなければ、肉体の健康が遠ざかってしまうのです。
一旦精神が健康になったとしても、肉体が不健康のままであれば、そのうち精神もまた不健康になってしまうでしょう。
もちろん、ヨガをやる人全員が、必ずアーユルヴェーダを学ばなければならないわけではありません。
ですが、アーユルヴェーダには、ヨガにはない知識や技術があるため、ヨガに取り入れることで心身のさらなる健康を目指すことができるのです。

アーユルヴェーダをヨガに取り入れるには自分のドーシャタイプを知ろう

アーユルヴェーダをヨガに取り入れるためには、まず自分の体質(プラクリティ)を知ることから始めます。なぜなら、体質ごとに適したヨガのアーサナや呼吸法があるからです。
この章では、下記の3つを説明していきます。

・ドーシャタイプとは
・ドーシャの種類と体質
・あなたのドーシャタイプのチェックシート

ドーシャタイプとは?

体質は、アーユルヴェーダ理論によるドーシャから判断します。
聞き慣れない言葉なので説明すると、ドーシャとは「増えやすいもの、乱れやすいもの」という意味で、生体内を司る五元素「風、空、火、水、地」で構成されています。
人は生まれながらにして生体内でどのような働きが強く出て何に影響を受けやすいかという体質のタイプが決まっています。それを、五元素の組み合わせで知ることができるのです。
五元素それぞれの働きとドーシャによる組み合わせは、次の図をご覧ください。
【五元素の組み合わせによるドーシャタイプ】

 

ドーシャは基本的には2つの元素を持った「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」の3つのタイプに分けられます。
上記3つのドーシャタイプのことを、「トリドーシャ」と呼びます。
「ヴァータ+カパ」「ヴァータ+ピッタ」「カパ+ピッタ」の混合タイプや、全ての元素が均等なタイプも合わせ、全部で7つのドーシャタイプが存在します。
ドーシャは「増えやすいもの、乱れやすいもの」という意味なので、ヴァータタイプは五元素のうち「風」や「空」の影響を受けやすい体質ということになります。

ドーシャの種類と体質

3-1.ドーシャタイプとは?で説明したドーシャタイプの、性格と特徴について紹介します。
下記の表をご覧ください。

ドーシャタイプ性格特徴
ヴァータ(風)行動的で順応性が高い・痩せ型
・皮膚や髪は乾燥しがち
・冷え性
・便秘がち
・頭痛
・不眠
ピッタ(火)情熱的で知的・中肉中背
・快食快便
・体が柔らかい
・皮膚発疹
・目の充血
・下痢、消化器疾患
カパ(水)おっとりで辛抱強い・グラマー体型
・体力がある
・肥満になりやすい
・アレルギー性鼻炎
・気管支炎
・糖尿病
ヴァータ・ピッタ
(風+火)
想像力と実践力があるが、不安や怒りを感じやすい・冷え性だが暑いのも苦手
・食欲は旺盛だが胃腸が弱い
ヴァータ・カパ
(風+水)
突然結論を出すなど突発的・寒さに弱い
・便秘
・気管支炎
・鼻炎
ピッタ・カパ
(火+水)
バランスが取れた精神力でどんな方面でも成功しやすい・身体が頑丈
・代謝が活発
・寒さにも暑さにも耐えられる
ヴァータ・ピッタ・カパ3つのドーシャの良さを表現できる・3つのドーシャの良さを表現できるが、
   どのドーシャも乱れやすい

上記の表を見てもお分かりのように、ドーシャタイプによって、心身の状態が異なります。
自分のドーシャタイプを知りヨガに取り入れることで、ヨガの恩恵をピンポイントで享受することができるのです。

あなたはどのタイプ?ドーシャタイプチェックシート

ここでは、実際に、あなたがどのドーシャタイプに当てはまるのかを診断するための、チェックシートを用意しました。
ぜひ、活用してみてください。
【あなたはどのタイプ?ドーシャタイプチェックシート】

チェックシートの項目で、一番チェックが多いものが、あなたのドーシャタイプです。
ただし、チェックが多いものが2つある場合は2つのドーシャタイプに該当します。
例1 カパ:10 ヴァータ:3 ピッタ:2
→あなたのドーシャタイプ→「カパ」

例2 カパ:10 ヴァータ:8 ピッタ:3
→あなたのドーシャタイプ→「カパ」「ヴァータ」

自分のドーシャタイプが分かれば、ヨガだけでなく、食事や体調不良時の対処法なども効果的に実践することができるので、ぜひ知っておきましょう。
ただ、こちらのチェックシートはあくまでも簡易的なものです。
正確な診断を受けたい人は、アーユルヴェーダの専門講座を受講するなど、専門的な知見を参考にしてくださいね

ドーシャタイプ別のヨガの実践方法

3.アーユルヴェーダをヨガに取り入れるには自分のドーシャタイプを知ろうでもお話しましたが、ドーシャタイプごとに最適なヨガのアーサナと呼吸法があります。
具体的には、次の表をご覧ください。

ドーシャタイプアーサナ呼吸法
ヴァータ(風)リラックス系雑念を振り落とす「ブラーマリー呼吸法」
ピッタ(火)ダイナミック系冷たい空気を取り入れられる「シータリー呼吸法」
カパ(水)その時の感情に合わせる身体を温める「カパラバティ呼吸法」

このように、ドーシャタイプに応じて最適なアーサナと呼吸法が違います。
「ヴァータ・ピッタ」「ピッタ・カパ」などの複合タイプの人は、その時に増え過ぎているドーシャタイプに合わせた、アーサナと呼吸法を実践してください。
具体的な方法を説明していきますので、ぜひ実践に役立ててくださいね。

ヴァータタイプにおすすめのヨガ

風や空の影響を受けやすく、つい忙しく動き回ってしまうヴァータタイプにおすすめのヨガは、リラックスすることに重きを置いたアーサナと呼吸法です。

リラックス系のアーサナ

ヴァータタイプにおすすめしたいリラックス系のアーサナは「前屈のポーズ」です。

【前屈のポーズ】

前屈のポーズは自律神経のバランスを整え、高いリラックス効果を期待できます。
やり方は次の通りです。

【手順】

①肩幅に脚を広げ、両腕を頭の上に上げて立つ。
②背筋をまっすぐ伸ばしながら、ゆっくり前屈して床に手のひらをつける
※脚は曲げない
※可能な人は腕を交差して、かかとの後ろの床に手をつける

身体が硬い人は無理をせずに、まずはできる範囲で前屈をしましょう。心地よいと感じる程度で十分です。
下記のリラックスヨガの動画も、ぜひ参考にしてくださいね。


雑念を振り落とす「ブラーマリー呼吸法」

ヴァータタイプにおすすめの呼吸法は、「ブラーマリー呼吸法」です。
頭の中にある雑念を振り落とされて、心が穏やかになります。
実践方法を説明していきましょう。
【ブラーマリー呼吸法の実践方法】

<ポイント>
息を無理に長く吐こうとしない。「んー」という音を頭の中に響かせることを意識する

<手順>

①両手の手のひらで目を覆う
②親指で耳を塞ぐ
③息を吐くたびに「んー」と身体中に響かせる

①②は省いても構いません

ピッタタイプにおすすめのヨガ

熱性と鋭さ、強烈さを持つピッタタイプは、胃腸に負担がかかりやすいです。
胃腸の代謝を促して、消化力を高める事がポイントです。
おすすめなのは、肝臓や腸の動きを整える「ねじりのポーズ」や「鳩のポーズ」のような脇腹を伸ばすポーズです。

ダイナミック系のアーサナ

【鳩のポーズ】

鳩のポーズは、腰回りの筋肉が刺激されることや股関節が柔軟になることで、内臓が正常な位置に戻り消化機能が期待できます。
やり方は次の通りです。

【手順】

①右足を前方に曲げ、左足はまっすぐ後ろに伸ばす
②左足を体の後ろで曲げて、肘に足先を引っ掛ける
③頭の後ろで指を組み、胸を大きく開く
④ゆっくりと呼吸を行う

※左右の足を変えて繰り返す

深く息が吸えるように大きく胸を張ることを意識しながら挑戦してみてください。
お腹を突き出しすぎると腰に負担がかかるので、しっかりと天井を見て姿勢を固定しましょう。
下記のダイナミック系のヨガの動画も、ぜひ参考にしてくださいね。


冷たい空気を取り入れられる「シータリー呼吸法」

ピッタタイプにおすすめの呼吸法は、冷たい空気を取り入れられる「シータリー呼吸法」です。
食欲や喉の乾きなど、心身の熱を冷まし鎮静させてくれます。
実践方法は次の通りです。

【シータリー呼吸法の実践方法】

<ポイント>
舌を丸られない時は、「シー」という音を立てながら空気を吸ってみましょう

<手順>
①舌を丸めて、そこから空気を吸い込んで止める
②心身に冷気が浸透することをイメージする

カパタイプにおすすめのヨガ

カパタイプは安定しているので、その時の体調に応じてドーシャを減らす動きと呼吸法を取り入れると良いでしょう。
ただ、カパタイプはおっとりしている性質があり、運動不足になりやすいです。
少しだけハードなポーズを取ったり、身体を温めるような呼吸法を実践することがおすすめです。

その時の感情と体調に合わせたアーサナ

カパタイプは、その時の体調に合わせてアーサナを行いましょう。
今回は、三角のポーズをご紹介します。
身体を大きく伸ばすので、全身の筋肉に刺激が加わり身体中がポカポカしてくる感覚を得ることができるでしょう。

【三角のポーズ】

やり方は、次の通りです。

【手順】

①まっすぐ立ち、息を吐きながら両足を大きく開く
※両足の幅は肩幅より広げる
②上半身を真横に倒す
※息を吐きながら行う

両足に等しく体重をかけることと、脇腹の伸びを感じながらポーズをとることを意識しながら挑戦してみてください。
下記のカパタイプにおすすめのヨガの動画も、ぜひ参考にしてくださいね。



身体を温める「カパラバティ呼吸法」

カパタイプにおすすめの呼吸法は、身体を温める「カパラバーディ呼吸法」です。リズミカルな呼吸で代謝を上げ、心身を温めてくれます。
実践方法は次の通りです。

【カパラバティ呼吸法の実践方法】

<ポイント>
無理に息を吸おうとせずに、息を吐いた後に自然に入ってくる程度でOK

<手順>
①背筋を伸ばして座る
②息を鼻からリズミカルに吐く
③吐くたびにお腹が背中につくように凹ませる

全タイプに共通のアーサナと呼吸法

ドーシャタイプごとのアーサナと呼吸法をお伝えしてきましたが、全タイプに良いとされるアーサナと
呼吸法もあります。
それは、「太陽礼拝」と呼吸法「ナーディーショーダナ」です。
「今日の自分はどのアーサナと呼吸法にしたら良いのかな」と迷った時は、共通の方法を実践しましょう。

太陽礼拝

太陽礼拝は、上のイラストのように12時から始まり1周回って12時でおわります。
手順を詳しく説明していきましょう。

<太陽礼拝の手順>

1.吐く:まっすぐに立って合掌
2.吸う:両手を頭の上にあげ上半身伸ばす
3.吐く:両手を脚の横におろし前屈(可能な範囲で構わない)
4.吸う:上体おこしう胸をひらく
5.吐く:両足を後ろにひき、お尻を高くあげる
6.吸う:両膝を床につく
7.吸う:肘を後ろにひき胸を床に近づける
8,吸う:上体おこしう胸をひらく
9.吸う:お尻をあげて、ここから3呼吸
10.吸う:両足を前に歩かせ上体を伸ばす
11.吐く:深く前屈
12.吸う:両手を頭の上にあげ上半身伸ばす
1に戻る

イメージしやすいように、ヨガ初心者の方でも簡単にできる太陽礼拝の手順を動画にまとめています。
ぜひ、参考にしてください。



ナーディーショーダナ(ナーディーを浄化する呼吸

ナーディーショーダナは、心身のバランスを図る呼吸法です。
実践方法は、左右の鼻腔を交互に使い、息を吸ったり吐いたりします。
右の鼻腔には元気やパワーが宿り、左の鼻腔には静けさや安定が宿っています。
そのため、ピッタが過剰な時は左から吸って右から吐く、ヴァータとカパが過剰なら、右から吸って左から吐く良いとされる片鼻呼吸もあります。

アーユルヴェーダを深く学ぶには専門講座を受講しよう

ここまでのお話で、アーユルヴェーダとヨガの関係やアーユルヴェーダをヨガに取り入れるメリットがお分かりになったかと思います。
すでにお分かりの通り、アーユルヴェーダは非常に奥深く、独学では完全に理解することは難しいでしょう。
アーユルヴェーダを深く学びヨガに取り入れていきたいのなら、専門講座を受講する事がおすすめです。
専門講座を受講すれば、アーユルヴェーダの基礎概念から実技まで幅広い内容をハイレベルな講師から学ぶことができます。
講座によっては、アーユルヴェーダのセラピストを取得できるコースもあるので、より知識を深めたい場合はおすすめです。

アーユルヴェーダをヨガに活かすなら「OMYOGA」での受講がおすすめ

ヨガスクール「OMYOGA」で開講している「RYT500」では、アーユルヴェーダをヨガに活かしたい人に向けて、
「はじめてのアーユルヴェーダ」という講座を取り入れています。
ヨガとアーユルヴェーダを一緒に学ぶことで、アーユルヴェーダとヨガの関係や違い、相乗効果を理解し体感することができるでしょう。
「RYT500」はRYT200を修了してから受講できる講座で、RYT200よりも内容が深く取得者が少ないため、取得すれば高い信頼性を得ることができる資格です。
将来インストラクターを視野に入れているのであれば、ぜひOMYOGAの講座を受講してスキルアップを図りましょう。
「OMYOGA」が選ばれる理由は次の5つです。
①ここでしか受けられない中立理論
中立とは、姿勢を見るポイントをまとめたシンプルな身体理論です。
これを知ることでベテラン講師のように
個体差に合ったポーズの修正やアドバイスができます。

②国内で唯一、エビデンスベースのテキストを使用
OMYOGAのテキストは、日本で唯一医師監修が入っています。
ポーズの効果や注意は全てエビデンスに基づいているので透明性のある学習ができます。

③数少ない対面講座
オンラインRYT500が多い中、OMYOGAでは特定の授業で対面講座を開講しています。
具体的には解剖学に関連する講座が対面で行われ、その他哲学などの時間はZOOMライブや動画の組み合わせです。

④難関を通り抜けた講師陣
「OMYOGA」の講師は、難関の選考を通過したハイレベルな講師が揃っています。
さらに日々講師専用のトレーニングで技術の研さんに励んでいるため、質の高い授業を受けることができるのです。

⑤卒業後のサポートが充実
卒業後も継続トレーニングやセミナーでスキルを向上し続けることが可能です。
さらに、働く場所のサポートや開業のお手伝いも行い、あなたの「ヨガ人生」を最大限サポートしていきます。

「OMYOGA」は、ヨガインストラクターを副業にしたい人から本業にしたい人まで幅広くサポートしていきます。少しでも興味がある人はぜひHPからお気軽にお問合せください。


 

まとめ

いかがでしたか?アーユルヴェーダとヨガの関係、違いなどについて詳しく説明してきました。
最後にこの記事をまとめましょう。

◎アーユルヴェーダとヨガは関係がある
アーユルヴェーダとヨガは、どちらもインド哲学最古の聖典「ヴェーダ」から派生した

◎アーユルヴェーダをヨガに取り入れるメリット
アーユルヴェーダ→食生活や治療法を中心とした肉体的かつ精神的アプローチ
ヨガ→呼吸法や瞑想法を中心とした精神的アプローチ
それぞれにないものを補うことができ、より心身を健康にできる

◎アーユルヴェーダをヨガに取り入れるのは自分のドーシャタイプを知ろう
ドーシャは基本的には「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」の3つのタイプ。混合と均等も合わせれば全7タイプに分けられる

◎ドーシャタイプ別に最適なヨガのアーサナと呼吸法

ドーシャタイプアーサナ呼吸法
ヴァータ(風)リラックス系雑念を振り落とす「ブラーマリー呼吸法」
ピッタ(火)ダイナミック系冷たい空気を取り入れられる「シータリー呼吸法」
カパ(水)その時の感情に合わせる身体を温める「カパラバティ呼吸法」

以上になります。
アーユルヴェーダとヨガは切っても切り離せない深い繋がりがあり、アーユルヴェーダをヨガに取り入れることでさらに健康な心身を手に入れることができるでしょう。
あなたがアーユルヴェーダの必要性を理解してヨガに取り入れ、心と身体の両方の健康を目指せることを願っています。

参考図書:今日からはじめるアーユルヴェーダ実践BOOK