呼吸に意識を向けた経験は「バセドウ氏病」と診断されるエアロビクスインストラクター全盛期頃です。 3年程で兆候見られずで、現在もありません。 その時は動けば心臓がドキドキよりバクバクが正しい! 息は切れる、疲労感が半端ではないという経験から「大きく深呼吸」をオーディオの所でしながら呼吸のコントロールをしてレッスンを続けていた過去があります。 呼吸は一般的に酸素を摂取し二酸化炭素を排出するガス交換の事。 摂取した酸素を身体内部の細胞に取り込み、細胞で使われた二酸化炭素を排出する役割があります。 呼吸は唯一自律神経を介入する事ができます。 緊張した時は交感神経が優位になり、深呼吸する事で副交感神経を優位にする事ができると言われているようです。 呼吸する為の筋肉は、人間の身体には600以上の筋肉が存在する中で呼吸をする為には「横隔膜」が働きます。 「横隔膜」はドームをしていてすぐ上には肺が存在しています。「横隔膜」が収縮し下がる動作によって息を吸う事ができ、反対に「横隔膜」が弛緩すると上がり肺の中の空気が押し出されて息を吐くという事になります。 ↓ 腹式呼吸 一方肋骨を動かし、胸郭を広げたり狭めたりして、頸の筋肉をサポートとして行う呼吸があります。 ↓ 胸式呼吸 この2つの呼吸の中の胸式呼吸は腹腔内の圧力が大切になります。 背骨周囲は骨を守る事が出来ないために、腹圧を高める事で背骨を安定させることができます。 風船をイメージしてみると空気を入れるとパンパンに固くなります。これは風船内の内圧が高い状態です。 アーサナ時も内腹圧が重要です。勿論内腹圧をかけない方が良い場合もあります。 内腹圧が低いと背骨は安定しないため椎間板や腰椎にストレスをかけてしまいます。 過去に私自身も実際内腹圧が低く背骨が安定しない為に過剰な動きによって腰痛を経験した事もありました。 この時も”呼吸”の大切さを知り意識して内腹圧を高めて身体を動かしていました。 “呼吸”は今も自分の生活全てに於いて、一日が始まる時、その場、その場に於いて、また一日が終わる時は「大きく深呼吸」をしています。 良い時もその逆の時もいつもある程度一定で過ごせる事がこの「大きく深呼吸」にあるのかと思っています。 Yoriko ◆担当講座 RYT200ヨガインストラクター養成講座、メンタープログラム ◆講師プロフィール https://omyogagroup.com/ヨガ講師紹介/omyoga認定講師-yoriko-yoriko-koide ◆Facebook http://www.facebook.com/yorikokide #OMYOGA#ヨガ#ヨガ資格 –ヨガインストラクター養成専門スクール– OMYOGA 東京都渋谷区恵比寿南1-9-4 長谷川力ビル4F