“足”を意識した事と言えば、その昔小学生の時、プールの授業で水から上がりコンクリートの上を歩いた時だったり….ではありませんか?
同級生達が「〜ちゃんの足、〜君の足 扁平足だ!」の一言 その一言で自分の足跡が気になり振り向いて確認をして扁平足でなかった事にホットした事を覚えています。(笑い)
足の骨は弓の様な形をしていて縦アーチ2つ、横アーチ1つ 計3つで支えられています。アーチは体重をクッションの様に支える役割がある事も学びました。 ね
足と聞くとリフレクソロジーや足ツボマッサージ等を思い浮かべる事も多いと思います。 効果、効能は古くから知られていて、今から4000年以上も昔、BC2500頃 古代エジプトで人と人が手揉み、足揉みを行っている壁画が発見されています。 記録に残っている中でこの発見された壁画が最も古いものだそうです。
講座の中で一番はじめに「中立のアライメントで立つ事で足は地に根付き頭は上に引っ張られ、とても軽やかという不思議な二元的感覚が訪れます。これをグランディングという。」
グランディング ground(大地)に根を張り足をつけることです。 ただ立って地面に足をおいているのとは違って自分の足で地面を踏んでいる事 同時に上に同じ力で引き上げられている感覚 作用反作用 大地とつながっている感覚をもつことがグラウンディングです。 足がしっかり大地を踏みしめる事で身体は安定します。
アーサナはまさしくグランディングが大切なのです。
講座内で「中立」とはなにか?
人の身体の構造を学び、あらゆるアーサナの基礎となるタダアーサナを習得してあらためて立ったときいつもと違った感覚があつた方々も多かったのではないでしょうか?
近年になって同じような意味でとらえられている「アーシィング」という言葉を耳にしますが「アーシング」は地面とつながることです。靴下や靴を脱いで、素足や素手で直接大地に触れることです。
この夏もビーチでのヨーガのお誘いがたくさんありました。 確かに早朝の少し冷たいと感じる砂浜を歩くのは気持ち良いし、その環境でのヨーガは最高でした。
裸足で自然にふれる事は大切な事と思っています。
足は「第2の心臓」といわれている様に大切さが確認出来るでしょう。
実際は”ふくらはぎ”の事ですが、足関節を動かさない限りふくらはぎの筋肉は動きません。 下半身には全身の筋肉の3分の2が集まっています。この筋肉を動かす事によって心臓の様にポンプの役割を果たして血液の流れがよくなります。
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ミルキングアクション
小さな面積で全身の体重を支えている” 足” これからもずっと大切にして行きたいと思っています。
一番はじめにヨガの養成コースに行ったときの恩師に 「顔を磨くより足裏を磨きなさい」 印象的な言葉です。