普段の生活やヨガをしているときに「股関節が硬いな」
この記事では、ヨガのアーサナ(
そもそも「ヨガで体がやわらかくなるの?」という疑問があるかもしれません。
私はヨガを続けていて、もともとすごく体が硬いこともあり、今でも「体がやわらかいです」とは言えませんが、ヨガを続けていて、以前よりは体がやわらかくなっている、
ヨガのアーサナで、
「股関節がやわらかい」とは、股関節周辺の筋肉に柔軟性があり、
股関節周辺の筋肉の柔軟性が高まり関節の可動域が広くなると、
この記事では、
・股関節周りの筋肉にアプローチするヨガのアーサナ4つ
・股関節ストレッチをする時に注意してほしいこと
・「無理をしない」の目安
を紹介します。
CONTENTS
股関節の可動域を広くする!4つのステップ
股関節は脚のつけ根にある、 骨盤と太ももの骨(大腿骨)
球状関節で自由度が高く、
解剖学では、股関節には以下の6つの動きがあります。
・屈曲(ももをお腹に近づけるときの動き)
・伸展(脚を後ろに引く動き)
・外転(脚を外側に開く動き)
・内転(脚を内側に寄せる動き)
・外旋(脚を外側に回旋する動き)
・内旋(脚を内側に回旋する動き)
この章では、それぞれの動きを取り入れたヨガのアーサナ(
【STEP1】まずは太ももの裏側をゆるめよう
ストレッチをするとき、まずは大きな筋肉からほぐしていくと、
大きな筋肉は、
股関節周辺のもっとも大きな筋肉は、もも裏の筋肉(
ステップ1では立ち姿勢での前屈と、
日常生活でもよく行っている「股関節屈曲」
次から具体的にやり方を紹介しますが、
「ウッターナ・アーサナ&アルダ・ウッターナ・アーサナ(
1.左右のかかとを揃え、
足裏の4点(
2.息を吐いて、股関節から上体を倒すようにして前屈し、
3.吸う息で指先を立て、上体を起こして目線を正面に向けます(
【STEP2】 日常生活で縮こまりやすい下腹部をストレッチ
STEP2では、下腹部から脚のつけ根あたりの筋肉(腸腰筋)
デスクワーク中心の方は、特に凝り固まりやすい箇所です。
ここで行うアーサナは、「股関節伸展」の動きを取り入れた「
後ろに引いた脚の付け根、
「アンジェネーヤ・アーサナ」のやり方【股関節伸展】
1.四つ這いの姿勢から、右足を手と手の間、
2.両手で床を押して、上半身を起こします。
3.息を吸って背筋を伸ばし、
【ポイント】
4.3呼吸ほどキープします。反対側の脚も行います。
【 STEP3】 脚を外側に開いて、 日常生活であまり使われない筋肉を使う
STEP3では、日常生活ではあまり行われない「股関節外転&
ヨガの定番ポーズ「ヴィーラ・バッドゥラ・アーサナII(
「ヴィーラ・バッドゥラ・アーサナⅡ(英雄のポーズII)」
1.両足を100〜120cm程度開きます。
2.右足を90度外に向け、左足のつま先を少し内側に向けます。
3.吐く息で右膝を90度曲げ、骨盤をまっすぐ床に近付けます。
【ポイント】膝の向きをつま先の方向と揃え、
4.両手を肩の高さに上げ、目線を右手中指先に向け、
【STEP4】お尻周りの筋肉をほぐす
STEP4では、「股関節内転&内旋」の動きを取り入れた「
普段の生活ではなかなか出てこない動きなので、
「ゴームカ・アーサナ(牛の顔のポーズ)」のやり方【
1.両足を揃え、脚を前に伸ばして座ります。
右膝を立て、
2.左膝を曲げ、左足のかかとを右のお尻の横に置き、
両手を前についてお尻を上げ、
3.骨盤を立てます。両手をお尻の横に置き、
脚を組み替えて、反対側も行います。
股関節の可動域を広げたい時に覚えておいてほしいこと
股関節の柔軟性が高まると正しい姿勢を保ちやすくなる、
でも、覚えておいて欲しいのは「無理はしないこと」!
股関節は動きの自由度が高い関節であるからこそ、痛めたり、
横方向の開脚は90度開けばOK
筋肉の硬さが原因で股関節の可動域が狭くなっている場合は、
たとえば、下のイメージ写真のような横方向に180度開脚した上での前屈。
ヨガの先生やバレリーナの方がやっているのを見ると、
でも、
実際に、私のヨガ仲間で180度開脚を目指して練習を続けていた
横方向の開脚は股関節外転の動きですが、その可動域は45度程度
だから、座って横方向に開脚する時は、左右45度ずつ、合わせて
痛みを感じたら休むこと
とはいえ、自分自身が筋肉の制限で硬いのか、
「無理をしないように」と言われても、
・「痛気持ちいい」はOK。
・呼吸を楽に続けられるようにする。
・筋肉の伸びを感じない場合は、
・「ゆるめ過ぎ(オーバーストレッチ)」にも注意。
股関節ストレッチをしてはいけない時
股関節ストレッチは、股関節に痛みがある時、
痛みがあるとき、ケガをしているとき
股関節ストレッチは、股関節に痛みがあるとき、
股関節の機能障害がある方
人工関節を入れている方、
さいごに
ヨガのアーサナ(ポーズ)
ポイントは股関節周りの筋肉をストレッチでほぐして、
骨格の関係で動きに制限がある場合もあるので、
この二つを頭の中に置いておきながら、