「シニアヨガ」が今注目されています!
人生100年時代とも言われる昨今、元気なシニアの方々が多く活躍するようになっていますよね。
彼らが心身ともに長く、健康に生活するために「シニアヨガ」を教えるインストラクターを目指してみませんか?
高齢者に対するヨガのアプローチを学び、指導者としてもスキルアップできるシニアヨガ資格の概要やおすすめ資格について解説していきます。
CONTENTS
シニアヨガとは
シニアヨガとは、高齢者一人ひとりの身体状態に合わせて、椅子・ベルトなどの補助具や補助員の助けを用いながら負担のかかりにくいアレンジをしたヨガのことです。
人間は年を取ると筋肉が衰え、可動域が狭まくなり身体を動かしにくくなります。そのため健康な成人と同じヨガを行うと、高齢者の身体に負担をかけてしまう場合があります。
シニアヨガは怪我のリスクを減らし、ヨガのメリットを最大限に生かせるようにアレンジをしています。
高齢者がヨガを行うと、筋肉の維持や加齢に伴う身体機能低下改善や寝たきりになるリスクを減らす効果が期待できます。
また、呼吸法・瞑想を重んじるヨガは、メンタルヘルスへのアプローチも行えるため認知機能維持など心身の衰え「フレイル」予防の観点からも注目されています。
高齢化社会が到来している現代、予防医学の観点から簡単に運動を取り入れられるシニアヨガに注目が集まっています。
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シニアヨガ資格の種類・費用相場
シニアヨガの資格は、通常のヨガ資格に比べると取得ハードルがやさしいと言えます。
スクールによっても異なりますが、費用相場は2~6万円ほど、期間は1~5日で取得できるところが多くあります。
シニアヨガの資格は運動指導の経験がなくても受講できるので、気になっている方は取得してみてはいかがでしょうか。
またシニアヨガには国や世界レベルで統一された資格はなく、ヨガの流派や協会がそれぞれの資格を用意しています。
日本では日本統合医学協会やIHTA(国際ホリスティックセラピー協会)などが、シニアヨガの資格を出しています。
全米ヨガアライアンスが発行しているRYT500もシニアヨガの授業があるので、RYT200を持っている方はさらに学んでみてもいいかもしれません。
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シニアヨガを学べるおすすめ資格は?
シニアヨガインストラクターになるためのおすすめ講座をご紹介します!
シニアヨガインストラクター養成講座
OMYOGAの「シニアヨガインストラクター養成講座」では、2日間の日程で以下の内容をマスターします。
1日目:そもそもシニアヨガを行う目的って何?、老年期の身体機能・悩みなどを知る講義
2日目:シニアの身体に合わせたヨガ療法、瞑想、クラスを開催するにはなどを知る実践
対面・オンライン受講から選択可能で、現場経験も豊富な医療従事者でもある講師陣がレッスンを開催しています!
シニアヨガインストラクター資格を取得できるスクール
ここでは、シニアヨガインストラクター資格を取得可能なスクールを紹介します。
スクール名 | 期間 | 受講方法 | 費用 |
YMCメディカルトレーナーズスクール | 21時間・平均受講期間 1~2か月 | 対面受講 新宿校・横浜校・名古屋校・梅田校・福岡校・仙台校 | ¥113,000(※入学金、IHTA登録料を除く) |
めぐりヨガ | 5.2時間/日 全3日間 合計16時間 | 対面受講(福岡 大宰府) オンライン受講 | ¥59,800 |
アンダーザライトヨガスクール | 6時間受講+動画資料4時間の合計10時間 | オンライン受講
| ¥35,600 |
アヤボディアーキテクチャー | 3.5時間×5回 | 対面受講 東京校・名古屋校・神戸校・福岡校 オンライン受講 | ¥85,000 |
リラヨガ・インスティテュート | 2日間・合計15時間 | オンライン受講 | ¥128,000 |
LILAYOGA | 2日間・合計21時間 | オンライン受講 | ¥128,000 |
フォレスタ | 1日間・合計3時間 | 対面受講(大阪市) オンライン受講 | ¥22,000 |
arati | 2日間・合計12時間 | 対面受講(四ツ谷) オンライン受講 | ¥60,500 |
OMYOGA | 2日間・合計15時間 | 対面受講(大阪) オンライン受講 | ¥36,300 |
RYT500
RYT500は、全米ヨガアライアンスが出している権威ある上級のヨガ資格です。
シニアヨガのほかにもマタニティヨガ・キッズヨガなど、ヨガを行う人に合わせた幅広いプログラムや哲学を学べます。
日本で取得できるスクールも数多くありますので、学びたい内容や受講しやすいスクールを選んでみてください。
他の資格と比べると費用や期間がかかりますが、RYT200を取得している方やヨガの仕事をスキルアップしたい方におすすめの資格です。
シニアヨガ資格をおすすめする理由3選
シニアヨガの資格を取得すると活躍できる場面が広がります。ここからはシニアヨガ資格を取得するメリットを紹介していきます。
シニアヨガインストラクターとして活躍できる
2017年の「日本のヨガマーケット調査」では、月1回以上ヨガを取り入れている人の年代は60代が12.7%と最も多い結果と発表されています。
60代以上を対象としているシニアヨガの需要が高まっていることが伺えますね。
シニアヨガの知識があることで、現役世代向けのヨガ知識だけではなく、地域の高齢者向け講座やスポーツ施設で実施されているクラスなど、担当できる教室のプログラムが増えます。
より多くの世代とヨガを楽しみたい方、元気なシニアの皆さんの健康促進に貢献することに魅力を感じる方にもおすすめです。
医療・介護の現場でも生かせる
予防医学の考えからヨガが注目されています。
補完代替医療として医療機関が取り入れ始めているため、シニアヨガインストラクター活躍の場が増えているのです。
介護福祉士や医療従事者の方がスキルアップを目的に、家族の健康のためやシニア世代ご本人にもおすすめです。
シニアヨガ資格で学べること
シニアヨガ資格では、高齢者向けの負担を軽減したアーサナーや高齢者の身体の動き、ケガの回避方法の講座があります。
ヨガの内容も椅子に座ったまま行えるアーサナーが中心です。
普通のヨガではあまり重視されていない壁やベルトなどの補助具を使い、シニア世代の身体の負担を軽くする方法を学びます。
人間の身体は年齢を重ねると可動域が狭くなり、柔軟性がなくなっていきます。高齢者の身体の動きを理解していないと、無理な体勢をして怪我につながるケースがあります。ヨガを行う相手に合わせた方法で、安全なプログラムを組むようにしましょう。
また、厚生労働省が設ける「今、どれくらいの助けが必要か?」を判断する段階やシニアの心身を理解するプログラムが含まれている講座であれば自身の備えや家族の老後にも役に立ち、実践的な学びを得ることが可能です。
シニアヨガ資格に関するQ&A
シニアヨガ取得に関するさまざまな疑問にお答えします。
シニアヨガ資格は1日で取得できるの?
1日で取得可能なコースもあります。
3時間~6時間とスクールにより取得にかかる時間が異なりますが、最短1日で取得できます。
大手のスクールでは、2~5日かけて講座を実施しているところが多いです。
シニアヨガ資格を受講するために必要な資格はある?
シニアヨガ資格を受講するための必要な資格は特になく、初心者から取得を目指すことが可能です。
運動指導の経験がなくても取得できるシニアヨガ資格もあります。
スクールによりヨガの基本のポーズを理解していることや資格保有が条件になっている場合があるので、事前に確認すると良いでしょう。
オンラインで受講できるの?
スクールにより、オンラインで受講できるコースもあります。
1日で取得できるスクールは対面が多いですが、数日かけて行うスクールはオンラインのコースを用意しています。
受講しやすい方法でスクールを選んでみてください。
さいごに
シニアヨガ資格は、キャリアのためだけでなく家族や自身の健康のために学びたい人にもおすすめの資格です。
しかしヨガも運動なので、ケガにつながるリスクがあることを理解して真摯な姿勢で学びましょう。
高齢者に関わるお仕事をしている方や健康に関する勉強をしたい方は、ぜひ受講してみてください。