MTYとは
今春からOMYOGAではじまった新講座MTY100.
M=Medical T=Therapy Y=Yoga それぞれの頭文字をとりMTYと称されています。
100についての説明はまた次回として・・
このMTY100講座は、解剖・医師による話・アライメントヨガ・セラピカルヨガの4部門で構成されています。MTY100は、誰でも安全にヨガ指導ができること、そのためのエビデンス集積を目的の一つにしています。
多彩な受講者
3/31(日)医師の話がスタートしました。
RYT200卒業の方、理学療法士の方、主婦、現役ヨガインストラクターなど様々な人が集まってこられました。講座スタート時のオリエンテーションでは、それぞれが経験したことのある怪我や、クラス中の困ったことについて話し合い、講座スタートとなりました。
今回講座を担当してくださったドクターは整形外科医である井上先生です。井上先生は杉並区の松浦整形外科の院長。
井上先生の院には、ヨガで怪我をされたことのある患者さんが来ることが少なくはないそう。
その実体験をいかし講座の中でヨガでおこりえる、あるいは実際にあった怪我について聞くことができます。それ以外にも、一般的によくある症状の話をしてくれます。今回は腰痛・痛み・骨粗鬆症でした。
ヨガインストラクターのとんでも話をきる
一般的によくある症状の話などは、おそらくいろんなヨガスタジオでされてるかもしれません。
だけど、井上先生が教えてくれる話は一味違います。ヨガインストラクターの中で常識とされている中の、ありえないことをきちんと教えてくれます。あまりにも一般常識レベルにまできているヨガインストラクターの間違えた知識があるのですが、それらもバッサリときられるのです。
きられて終わりではなく、その後のフォローももちろんあります。先生自身がヨガの経験がもちろんあるので、ヨガでできることできないこと、できる可能性のあることなどきちんと教えてくれるのですね。
できることできないことに対しては、まずNOというより先に調べるというのが井上先生流。エビデンスベースや専門のデータ根拠とともにその裏付けを紹介されるので、理解度も深まります。
事前知識があれば誰でも参加可能
進行に際しては、たくさんの専門用語がでてきます。
そのため参加資格を設けています。医師の話前の事前講座として準備していたMTY100解剖にでていた方からは「解剖にでていてよかった・・(ホッ)」という声をいただきました。
専門用語知識がなくても楽しいことがたくさん聞けますが、理解を深めるためにはやっぱり解剖スキル、特に必要内容に特化したMTY100解剖の受講がおすすめです。この解剖を担当するのは理学療法士・作業療法士など医療従事者が担当していて、そちらだけでも一聞の価値ありです。
MTY100解剖>>
ちょうどジャーナル撮影で集まっていたMTY100講師陣(ここに写ってない講師もいます)
通常では手に入りにくいドクターへの質問時間
お話はテンポよくすすみます。専門用語がわからなくても理路整然としているのでどんな話をしているのかわかりますし、本当に楽しくて知識が増えていくのもわかります。そして普段できないドクターへの質疑応答時間もあります。通常であれば診察になるであろうのに、贅沢な時間です。
今回多かった質問は、クラスに来られた生徒さんの痛みについての原因と対処でした。
ここでもヨガ的な軽減とドクターが知っている症例からの軽減の違いなどを学ぶことができたようです。
参加者の皆さんからはやはり高評価でした。 いい笑顔^^
次回のご案内
MTY100は本当に内容がいっぱいで1回での消化が難しいであろうということで、現在のところ再受講が無料になっていますよ!
今年決定している医師の話は5月5日、解剖は、4月13日14日。
いずれもOMYOGA大阪梅田にて。
遠方からの場合も新幹線・飛行機とアクセス良く参加しやすい立地です。
井上先生より一言いただきました