RPYT
RECOMMENDED POINTS
こんな方におすすめ
CURRICULUM
受講カリキュラム
受講日数 | 受講時間 |
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全8回 | 85時間(ホームワーク含む) |
講座内で学べること
講義
- ヨガ教師と専門医の違いの理解
- マタニティヨガの目的
- 専門医に意見を求めるべきクラス内での出来事
- 注意事項
- 妊娠期における心理の考察と理解
- ハイリスクとノンハイリスクの見分け方
- 妊娠における基礎知識
- 代表的な疾患
- 解剖学・生理学
- 産後の身体
- ヨガ哲学
実践
- アーサナ(ヨガポーズ)
- 初期・中期・後期の妊娠時期にあわせたアーサナテクニック
- 安全性を高めるテクニック(プロップスの使用法)
- 禁忌・注意事項
- 妊婦のためのアライメント
- 妊娠期にヨガを安全に練習する方法
- 妊娠期の弛緩ストレス対策
- マタニティリストラティブ
- ・心身回復を目的とした妊婦のためのリストラティブヨガ
- 安静時のリラックスポーズ・自宅ですぐにできるリラックス
- クラス構成
- 妊娠初期、中期、後期のレッスン・プランのデザイニング
- 呼吸法
- 分娩時の呼吸・リラックス時の呼吸
- 瞑想法
- 胎児との産前コミュニケーション・リラックス
※RPYT資格取得のためには1~4部の全てを受講する必要があります。
※RPYTの課題について
○全受講(1~4部)またヨガアライアンスRPYTに申請する方は課題提出が必須となります。
【課題】
○各講座内容ごとのシークエンス作成と実践。それに関してのレポートの提出
第2部~第3部を受講するためには第1部「理論」を受講していただく必要がございます。
○第4部は単体受講可の講座です
※単体受講の場合は課題の提出は必要ありません
※事前課題として、一般に販売されている妊娠時向けの雑誌購読が必須となります。
第1部:理論
受講日数 | 受講時間 |
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1日間 | 9時間(ホームーワーク含む) |
講座内で学べること
- 通常期
- 女性の体
- 生殖器のしくみ/子宮の特徴/月経/分泌(ホルモン)系
- 妊娠期
- 妊娠周期にあわせた過ごし方
- 子宮の変化/胎児の変化/母体の変化/妊娠中の禁忌事項と特徴
- 妊娠期にみられる不快な症状/病気関連(体験談)
- 妊娠期におすすめの過ごし方(体験談)
- 病院の選び方例(体験談)
- 出産期
- 出産時の体
- 出産のながれ/陣痛からいきみ/産道/胎児
- 医療観点からみた出産の現場(体験談)
- 出産時のケーススタディー(体験談)
- 分娩スタイル(体験談)
- 産後期
- 出産後の体
- 分泌系の変化/体が戻るまで/皮膚、筋肉、骨の変化/授乳
- 赤ちゃんとの過ごし方(体験談)
- 赤ちゃんの免疫/検査など(体験談)
受講料 | 22,000円(税抜) ※単体受講価格。 ※RPYT一括受講価格(全4部)195,000円 (税抜) |
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備考 | RPYTを取得するために必要な講座の一つですが、本講座単体のみの受講申込も可 能です。第2部~第3部を受講される前に、必ず本講座、第1部「理論」をご受講 ください。 |
第2部:マタニティヨガ(妊娠期・出産期)
受講日数 | 受講時間 |
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3日間 | 27時間(ホームーワーク含む) |
講座内で学べること/マタニティヨガ(妊娠期・出産期)
- 妊娠周期にあわせたアーサナ
- 座位/四つん這い/捻り/立位/逆転など
- 補助器具の使い方/注意・禁忌にあわせた軽減法
- 椅子をもちいたヨガ
- 呼吸法
- 妊娠期におすすめの呼吸法と禁止の呼吸法
- 出産期の陣痛にあわせた呼吸の練習
- 瞑想
- パートナーとするストレッチ
- セルフマッサージケア
- クラス構成と発表
- 一例:マタニティヨガクラス/一般クラスへマタニティの方が参加の場合
受講料 | 98,000円(税抜) ※単体受講価格。 ※RPYT一括受講価格(全4部)195,000円(税抜) |
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備考 | RPYTを取得するために必要な講座の一つですが、本講座単体のみの受講申込も可 能です。ただし、必須である第1部「理論」を受講された方に限ります。 |
第3部:マタニティリストラティブ(妊娠期・出産期)
受講日数 | 受講時間 |
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2日間 | 18時間(ホームーワーク含む) |
講座内で学べること/マタニティリストラティブ(妊娠期・出産期)
- マタニティ期特有の心の落ち込みや、安静を言い渡され、体を動かしたいけど動かせない方におすすめのヨガ
- 妊娠周期にあわせたリストラティブヨガ
- 休息/活性
- 各補助器具の使い方
- クラス構成と発表
受講料 | 42,000円(税抜) ※単体受講価格。 ※RPYT一括受講価格(全4部)195,000円(税抜) |
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備考 | RPYTを取得するために必要な講座の一つですが、本講座単体のみの受講申込も可 能です。ただし、必須である第1部「理論」を受講された方に限ります。 |
第4部:産後ヨガ(産後期)
受講日数 | 受講時間 |
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2日間 | 18時間(ホームーワーク含む) |
講座内で学べること/産後ヨガ(産後期)
- 分娩・産後の体
- 出産後2ヶ月までの週数から月数にあわせたヨガ
- 寝たまま、座ったままでできるヨガ
- 産後にしておきたい骨盤調整
- 首が座った赤ちゃんと楽しむヨガ
- クラス構成と発表
- 一例:産後ヨガ/骨盤調整ヨガ
受講料 | 39,000円(税抜) ※単体受講価格。 |
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備考 | RPYTを取得するために必要な講座の一つですが、本講座のみ単体でご受講頂けます。 |
_TEXT SUPERVISION- テキスト監修 -
吉田 香代子
生理学・解剖学・哲学をバランスよく絡めたロジスティックなヨガクラスで好評を得る。
国内外のOYGティーチャーズトレーニングでリードティーチャーをつとめる他、イベント企画・スタジオ運営などマルチにヨガと関わっている。宗教・スピリットが特別なものではなく、個々の生活に根ざすものだという思いの下、日々の生活にヨガを取り入れており、ヨガという言葉に関わらず、個々の生き方をよりよくデザインする人全てに尊敬の気持ちを持ち、自身も高めている。
「マタニティ期のお母さんが胎児と一つになっている自分自身の心身をいたわり、癒し、成長させ、愛す。」
これは、私が妊娠を経て大切だと気づいたことです。
妊娠生活はとても神秘的で不思議な時間でした。
お腹の中で動いている感覚。一人ではないけれど、感情や気持ちは一人。
不安や悲しいことがあると、お腹の中の子どもが悲しくならないかと考え、更に不安になることもありました。周囲からの助けも、まるで自分が悪いことをしている気持ちになることも・・・。
そうして苦しくなった時、自分をいたわることを忘れていることに気付きました。
そして、妊娠後も変わらず続けていたヨガを、“赤ちゃんのため”から”自分のため”へシフトしました。
ヨガをして身体のストレスを減らし、集中力を高める練習を行うことで、自分自身の心に余裕ができ、赤ちゃんに対しての温かい感情が自然とでてくるようになりました。
さらに、してはいけないことは必ず避けながらも、できないことを闇雲に増やさないようにすることで、できることが大幅に増え、心身がとても楽になりました。
赤ちゃんのために自分を大切にすること。それが何より大切だったのです。
無償の愛
“食事の制限をする” “行動範囲を考える” ”時間を作ってリラックスする”
お母さんが赤ちゃんのためにこのようなことを自然と行うのか、ストレスを感じながら行うのかは、とても大きな違いがあります。
心身の余分なストレスを解放することで繊細な感覚を取り戻すことができ、自分の内なる小さな変化に敏感になり、自分へかけた愛情が、まだ見えないお腹の中の赤ちゃんへの愛情と一つになります。
自分を大切にすることと赤ちゃんを大切にすることが同じことになった時、始めて味わう幸福感がうまれます。
これが無償の愛だと、私は実感しました。
身体と精神
他者をいたわる気持ちは、本人の精神が健康的であることが大切です。
その為に、自分の身体が健康でなくてはなりません。身体の基礎姿勢は、まるで数学的に美しく配列されています。
配列が美しい時はポジティブで活発になり、精神が健康的に活動し始めます。
妊娠時はこの配列がまるでコントロール不能になり、”できないこと”が増えていくと同時に、バランスを崩しやすくなります。
そのバランスを調整し、健康的な精神を持続させること。
これがマタニティヨガクラスでの実践内容になります。
マタニティヨガ
私の考えるヨガポーズは"身体の一部に特化した考え方ではなく、全てが一繋がりである“という考え方に基づいています。
これはマタニティ期にも当てはまります。
例えば、よく耳にする骨盤底筋を鍛えることについて、その箇所だけを意識して動かす内容を雑誌等でみかけますが、これは姿勢の配列を整えながら行うと、今迄とは全く違う感覚になります。
身体は楽な方向に導けば、臓器類に負担がかかりやすくなっていき、臓器類を楽な方向に導こうとすれば、身体にはストレスがかかってしまいます。
どちらが良いかというと、それは後者になります。
マタニティ期における健康的な身体作りについて、私はこのように考えています。
マタニティ期は特有の身体変化がありますが、基本は皆同じなのです。
産後ヨガ(リカバリー)
とっても大切な産後のメンテナンス。
産後はマタニティ期に変化した様々な器官が急ピッチで戻っていく時期です。
この時期に好ましくない姿勢を保持してしまうと、姿勢バランスがとても悪くなります。
逆にこの時期にしっかりケアすることで、産前よりも骨盤や姿勢を整えることも期待できます。
産後は育児や家事におわれやすくなりますが、骨格や姿勢のアンバランスは女性ホルモンにも関係する為、より多くの方に産後ヨガを実践してほしいと思っています。
リスクを知り、できることとできないことを明確にする
マタニティ期のヨガでは、したくないことを無理してする必要はありません。
やりたいことを「できない」と思い込む必要もありません。
ヨガインストラクターは様々な人にあわせたバリエーションを知っておく必要があります。
本当にできないことはなんなのか?
ヨガでは対応しきれないことはなんなのか?
マタニティ期・産後の身体の理解はそのために行います。
講座内では、女性の体のこと・子宮のこと・ホルモンと精神の関係など、マタニティ期特有の身体の変化を知り、ヨガ本来の身体から精神への働きかけをどのように融合させるかをヨガインストラクターの一人一人が知識を身につけ、考え、実践し、クラスにフィードバックできるように取り組んでいきます。
また、妊娠の経験が無い方や出産後時間が経っている方でも、できるだけ妊婦体験をしてもらえるよう妊婦体験ウエアを準備しています。
マタニティヨガインストラクターに、妊娠経験は重要ではありません。
身体を理解し、これから誕生する新しい命を持っているお母さんの心身の健康をサポートしたい気持ちがあれば、それで十分です。
私たちは、いつでもヨガインストラクターの皆様のご参加をお待ちしております。
PRICE
受講料金
受講料 | 195,000円(税抜) |
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備考 | RPYTの講座を全て受講することでRPYT修了証を発行しています。 終了後、RPYT修了証をもって全米ヨガアライアンスに申請することでRPYTインストラクターに認定されます。*別途申請費用要 |
妊娠前・出産時・出産後のそれぞれのステージの心とからだのケア方法を学びます。
経験豊富な講師より妊娠から出産、生理時など女性の身体に関する基礎知識と各ステージごとのヨガを学びます。
より良いお産に導く呼吸法や、瞑想プログラム・マタニティブルーとホルモンの関連などご自身の妊娠出産にも役立つ内容が沢山含まれます。
この講座は第4部(妊娠前・出産時・マタニティーリストラティブ・出産後)で成り立っています。これらをまとめて受講するとRPYT資格取得が可能です。
また、別々に受講することも可能です。
*全講座を終えてRPYTの修了証を受領するという選択と、単体あるいは全講座を500に加算するというどちらかの選択が可能です(ヨガアライアンスの規定による)